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2019/07/21

桂吉朝「狐芝居」ほか

【世紀末亭】2019年7月21日定期(リニューアル)アップ

●桂吉朝「狐芝居」:原作・小佐田定雄氏
折り目正しい侍が麓の茶屋で一服ののち、床机に太刀を忘れて出て行った。かと思うとすぐに戻って来て「これがなかったらどないしょ~思たんや。ホンマにもぉサッパわやや」侍にしては言葉遣いがおかしい。尋ねると、実は大阪の下っ端役者で名を尾上田螺(たにし)といい、役柄の稽古を兼ね武士の姿で道中をしているのだという。話をすれぼ気のいい若者「いずれ出世したら道頓堀の芝居に招待するわ」言い残して夕暮れ迫る峠道を登って行く。峠にさしかかる頃にはとっぷりと日も暮れ、下りになろうかという時分、どこからともなく芝居の「シャギリ」の音が聞こえ、音を頼りに近づいてみると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug184.htm

●桂文枝「軽業講釈」:東の旅シリーズ
伊勢参りの道中、喜六・清八が村祭りの見世物小屋に寄るのは「軽業」だが、実はその軽業小屋の隣で同じく小屋をかけていたのが講釈師の先生だった。いつもの調子でいつもの「難波戦記」を語り始めると、軽業小屋からは客寄せのお囃子の音が遠慮なく押し寄せてくる。あまりのうるささに辛抱たまらなくなり「軽業ぁ~ッ、軽業ぁ~ッ!」大きな声を上げると、若い衆が飛んで来て「お囃子部屋へ言ぅときますんで、えらいどぉも済まんこってす」謝って帰って行く。が、またしばらく語るうち、お囃子の音が大きくなって「軽業ぁ~ッ、軽業ぁ~ッ!」すると、若い衆が飛んで来て……、が……、すると……、が……、すると……、が……、すると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug185.htm

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