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2019/06/09

桂文枝「猿後家」ほか

【世紀末亭】2019年6月9日定期(リニューアル)アップ

●桂文枝「猿後家」
町内で知らぬ者のない川上屋の後家はんは「イヨ~ッ!」と声をかけたくなる美形の後ろ姿なのに、前へ回ると「ポンッ!」別名「鼓の掛け声」と言われるほど、山からトレトレの猿にそっくりな顔をしている。そのため、店では「しなさる」「くださる」「捨て去る」と「猿」の付く言葉は禁句、決して言ってはならないことになっていた。ある日「お伊勢さんへ参るので」と暇乞いにやって来た野太鼓の太兵衛に、幾ばくかの餞別を渡し送り出して早や五日目、土産を携え帰って来た。太兵衛が道中ばなしを聞かせるうち、決して言ってはならない「奈良興福寺、猿沢の池」と、つい口を滑らせたから大変……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug178.htm

●月亭八方「坊主茶屋」:江戸落語「坊主の遊び」
酒の勢いで上がり込んだ安茶屋、噂には聞いていたが噂以上のひどさに「このまま黙って帰るのも癪なので何か悪戯を」と、部屋の鏡台の引き出しを探すと剃刀が出てきた。では、この剃刀で女郎の眉毛でも剃って……、いや眉毛はもう無い、抜け落ちたものか描いてある。それでは鬢(びん)を……、これもほとんど剃る手間が要らないほど抜けている、よっぽど悪い病気持ちに違いない。「もう頭に来た、スックリ丸めて坊主になれッ!」すっかり剃り上げ、そのまま二階の窓から飛び降りて逃げ帰った明けの朝、女どもが目を覚ますと……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug179.htm

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