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2019/03/24

桂雀々「茶漬幽霊」ほか

【世紀末亭】2019年3月24日定期(リニューアル)アップ

●桂雀々「茶漬幽霊」:江戸落語「三年目」
風邪をこじらせ寝込んでいる亭主の枕元で、女房のお咲がさめざめ泣きながら「あんたにもしものことがあったら、わたしはもぉ生きてられしまへん」「何言ぅてんねんお咲、わしが死んだら、また新しぃ婿はんもぉたらえぇやないか」とまぜっかえすと「よぉそんな薄情なこと、わたし二度と亭主てなもんもらうことないわいな」やがて亭主の病気は癒えたものの、看病疲れが出たものか入れ違いにお咲さんが病の床に臥せってしまった。「わたしが死んだら、新しぃ嫁さんもらいなはんねやろなぁ?」お咲さんの心配に「もし、浮世の義理で嫁はんもらうことになったら、夜中に化けて出て新しぃ嫁はん追い出せ」言ってやると安心したものかそのままコロッ。百か日を過ぎた頃、お咲さんの予言どおり亭主は甚兵衛さんの世話で新しい嫁さんをもらうことになり祝言の夜「どっから出るか、いつ出て来るか」と二時、三時、四時、五時、六時、三日、四日、五日、ひと月、ふた月、一年、二年、三年目の夏の昼下がり……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug168.htm

●笑福亭松喬「へっつい幽霊」
昼間売った竃(へっつい)が、真夜中「買戻してくれ」と返されてきた。一円の手数料を取って引き取り、店に並べておくと明くる日すぐに売れる。が、真夜中になるとまた「引き取ってくれ」一円の手数料を取って引き取る、また売れる、引き取る……。ある日「ヘッツイから幽霊が出る」の噂を聞き「捨てようか、一円付けて誰かに押し付けようか」と女房と相談しているのを聞き付けたのが、裏の長屋に住む脳天の熊五郎さん。「何が出ても一切ゴジャゴジャなし」の条件で引き受け仲間の作ボンと運ぶ途中、ゴミ箱にぶつけゴロッと出て来たのが三百円の大金。思わぬ儲けに喜んだのも束の間、遊び果して元の無一文になったその夜……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug169.htm

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