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2018/12/23

桂雀々「蝦蟇の油」ほか

【世紀末亭】2018年12月23日定期(リニューアル)アップ

●桂雀々「蝦蟇の油」
「さぁさ、ご用とお急ぎでないお方はゆっくりと聞ぃてらっしゃい。夜目遠目笠の内、物の文目(あやめ)が分からん。山寺の鐘はゴォゴォと鳴るといえども、童子一人(いちにん)来たりて鐘に撞木を当てざれば、鐘が鳴るやら撞木が鳴るやら、とんとその音色が分からぬ道理じゃ。わしの口上も、聞ぃてもらわぬと何のことかさっぱり分からぬ道理じゃ……」ご存じ大道商売、蝦蟇の油売りの啖呵売風景。
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug156.htm

●桂坊枝「稽古屋」
女の尻を追いかけるばかりで一向に持てない喜ぃさん、甚兵衛はんを訪ね女性に持てる秘訣を聞くと「いちみえ、におとこ、さんかね、しげぇ、ごせぇ、ろくおぼこ、ひちぜりふ、やぢから、きゅ~きも、とひょ~ばん」のうち、一つでも備わっていたら女が放っておかないらしい。そこで「四芸」何か芸事を身に付けようと、紹介された横町(よこまち)の稽古屋、小川市松師匠のもとへ通うことになったのだが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug157.htm

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DTM(MIDI) on シュトラウス兄弟の『ピツィカート・ポルカ』
Johann Strauss II and Josef Strauss "Pizzicato Polka"

DTM(MIDI) on ワルツ『ウィーン気質』
J. Strauss II "Wiener Blut Walzer" Op.354

■2019 カリンキョフィル・ニューイヤーコンサート
 2019 Karinky Phil New Year's Concert
http://www.youtube.com/playlist?list=PLAPetwAxS4N1y6n-hxiuKtRRUXhwPrKIX

DTM(MIDI)でクラシック、新年に「カリンキョフィル・ニューイヤーコンサート」をやりたいなと思い立ったのが6年前、今春の追加曲は『ピツィカート・ポルカ』、『ワルツ・ウィーン気質』の2曲です。

『ピツィカート・ポルカ』は2013年に開催された "Boyne Cello Festival" で演奏するため Gwyn Seymour 氏によって編曲された「6台のチェロによるスコア」からプログラミングしています。今回初めて IMSLP/Petrucci Music Library(国際楽譜ライブラリープロジェクト)所蔵の著作権フリー楽譜をダウンロードして使用させていただきました。『ワルツ・ウィーン気質』も同じく IMSLP/Petrucci Music Library のお世話になっております。

オフラインでは、入力したい曲のスコアを手に入れるために大型書店のショボい楽譜コーナーに出かけ、目を凝らしてもなかなか見つけることができず、何軒もハシゴしてやっとあれば幸い、在庫なしで徒労に終わることが多くありました。ネットショップを利用するようになってからは多少その手間が省けるようになりましたが、それでも現在入手可能なスコアのなんと少ないことか。

で、以前から気になっていた「ペトルッチ楽譜ライブラリー」を探検してみたところ、その豊富な収録数に「これは使わせていただくしかない」と早速プリンターを買い込んでダウンロードさせていただいております。当たり前の話ですけど、現在書店に並んでいるスコアも著作権保護期間70年を過ぎたスコアも、中身はなんら変わらないのね。

スコア:Gwyn Seymour 編曲、IMSLP/Petrucci Music Library 所蔵
    『Johann Strauss II and Josef Strauss "Pizzicato Polka" (6-part Cello Orchestra)』
制作期間:2018年10月27日-12月17日
スコア:Ernest Eulenburg 版、IMSLP/Petrucci Music Library 所蔵
    『J.Strauss "Wiener Blut Walzer" Op.354』
制作期間:2018年10月11日-12月17日
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2018/12/09

笑福亭呂鶴「牛ほめ」ほか

●笑福亭呂鶴「牛ほめ」
伯父貴の家の総普請が完成したので、褒めに行けと言われた男「気にしている大黒柱の節穴を、秋葉さんのお札で塞ぐ」という、キーワードさえ言えば小遣をくれるだろうと入れ知恵され、普請を褒める言葉の数々を習い書き留める。明くる朝、空で覚えようともせずノコノコ出かけ、書いたものをただ読んでボロボロになりながら、それでも何とか小遣にありつけた。が、ついでに牛を褒めるために牛小屋に向かうと……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug154.htm

●笑福亭仁鶴「人形買い」
祓い給え屋の先生に初孫が生まれ、長屋全員にチマキが配られた。お返しには長屋の取り決め祝儀のほかチマキ分乗せて人形のお祝いをしようと、長屋の世話役二人は御堂前の人形屋街に出かける。余った銭で焼き豆腐と酒を頂戴する腹積もりで、予算より百文安い神功皇后と太閤秀吉の二体を預かって帰り、文句言いの八卦見の先生と講釈師の先生にどちらにするか決めてもらおうと持ち込むが、両先生とも商売で占い・講釈して金を巻き上げてしまう。こうなったら人形を祓い給え屋に持ち込んで、返しのオタメに期待するほかない……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug155.htm

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【DTM(MIDI)でクラシック/師走12月新譜】
■DTM(MIDI) on モーツァルト・ピアノソナタ贋作19番(?) ヘ長調 K.547a
 W.A. Mozart Piano Sonata No.19(?) F-major K.547a

DTM(MIDI)でクラシック、今回はモーツァルトのピアノシリーズから『贋作ソナタ19番(?)』をご紹介します。

この曲、手持ちの春秋社版楽譜では「第17番」扱いになっているという由緒怪しいソナタです。最新の研究では17番はK.570であると結論されていて、K.547aはピアノソナタの仲間に入れてもらえません。それどころか、作曲はモーツァルトでも、編曲が誰だかわからない贋作の疑いが濃厚らしいのです。

第1楽章はK.547「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第43番」の第2楽章から、第2楽章はK.545「ピアノソナタ第16番」の第3楽章から流用されています。春秋社版楽譜は2楽章完結ですが、これに加えK.547の第3楽章を編曲し「K.547aの第3楽章」とした版も存在するとか。元曲はご本人の作曲ですし編曲もそれらしくされているので、固いことを言わずに「ピアノソナタ第19番(仮)」でどやさ、ただし Faked マーク付き。

今回のプログラミングでも、左手の音量を右手マイナス10と機械的に決め、左手を強調する要所のみ右手対比音量を上げる、という基本手法をとっています。パターン化することによって修飾の手間を省こうという魂胆です。やっぱり、モーツァルトは単純そうで奥深く、気難しそうで無邪気で、そして可愛い。

第1楽章:Allegro → 00:00
第2楽章:Rond allegretto → 09:37

スコア:世界音楽全集・春秋社版『ソナタ集 第2巻(17) ヘ長調 K.547a』
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2018年9月6日-12月1日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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