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2017/06/18

桂米朝「試し切り」ほか

【世紀末亭】2017年6月18日定期(リニューアル)アップ

●桂米朝「試し切り」
新身(あらみ)の刀を手に入れた侍、朋友に鑑定してもらいながら、ふと「切れ味を試したい」ともらすと「日本橋の南詰めに行けば……」耳打ちされる。さっそく出かけたところ、教えどおり確かに薦(こも)を被った乞食が一人寝ていた。「こりゃ、寝耳ながらによく承れ。その方、生きて甲斐ある命ならば、かかる無益な殺生はいたさんが、生きて甲斐無きその方の境涯、亡きあとの回向は必ず手厚く弔ぉてとらす。身が試しものとなれ、南無阿弥陀仏」と、斬りかかった。が……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo77.htm

●桂米朝「たけのこ」
庭に隣家の筍が顔を出したので、これを掘り取って食そうと考えたお武家さん。やっぱり断りだけはしておかなければと下僕を走らせる「不埒でござる、不埒でござる。不埒憤妙、不埒不体(ふらふったい)でござる。ご当家様の筍が手前屋敷へ泥脛(どろずね)を踏み込みました。戦国の世ならば間者(かんじゃ)も同様なやつ、召し捕って手討ちにいたしますゆえ、その段ちょっとお断りをいたします」さて、隣りのお武家さんの返答やいかに?
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo78.htm

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2017/06/04

桂枝雀「仔猫」ほか

【世紀末亭】2017年6月4日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「仔猫」
船場の卸問屋におなべという名の女衆(おなごし)がやってきた。言葉はお国なまり全開、容姿は抜群にホニャララなのだが、用事は言われる前に自分から進んで作り出し、人が見ていようがいまいが懸命に仕事をし、気は優しくて力は男勝り、まことに気持ちのいい女衆だ。ところが、皆が寝静まった頃、一人店の締りを抜け出し徘徊して、帰ってくるのを見たという手代が現れた。番頭も主人も薄々気が付いており、留守に一度荷物を検めようと、おなべの葛篭(つづら)を開いてみると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo74.htm

●桂九雀「寿限無」:上方落語「長名(ながな)」
説明する必要もないほど有名な噺。生まれた息子が健やかに育つように良い名を付けたい、との親心が招くスラプスティックどたばた騒動記。上方、江戸、演者によってさまざまな展開の違いがあるようですが、九雀さんの新解釈で「寿限無寿限無五劫の擦り切れん、海砂利水魚、水行末雲行末風来末、食う寝る処に住む処、薮裏柑子薮柑子、パイポパイポ・パイポのシュ~リンガン・シュ~リンガンのグ~リンダイ・ポンポコピ~のポンポコナ~の長久命の長助」をどうぞ。
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo76.htm

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