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2017/05/21

桂春団治「高尾」ほか

【世紀末亭】2017年5月21日定期(リニューアル)アップ

●桂春団治「高尾」:江戸落語「反魂香」
毎夜まいよ深夜、決まった時刻に裏の家から「チャンなんまいだ」経を読む声が聞こえる。文句をつけに飛び込んでわけをただすと「仙台藩主綱宗に殺害された恋人、高尾大夫を弔うため」と浮世離れした答え。「そんなら証拠を見せろ」に、取り出した反魂香を火鉢にくすべると、紛れもなく高尾の姿がありありと現われた。「こらおもろい、わしも三年前に亡くした嬶(かか)に会いたい」この男、何を思ったか薬屋へ走る……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo73.htm

●桂文我「井戸の茶碗」
大阪を代表する貧乏長屋・長町裏に住む千代田朴斎という浪人から、二百文で仏像を買い取った紙屑屋、背中のカゴに入れ土浦藩大阪蔵屋敷の前を通りかかると、留守居役・高木作左衛門が「仏像を売ってくれ」と声をかけた。三百文で売った数日後、仏の中から五十両の金が出たので元の持ち主朴斎に返して来いと命じられる。朴斎に五十両持参すると「一旦売ったからには受け取れない」との返事。困り果てた紙屑屋、宙に浮いたこの五十両をどうしようかと家主に相談すると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo75.htm

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2017/05/07

桂雀三郎「淀五郎」ほか

【世紀末亭】2017年5月7日定期(リニューアル)アップ

●桂雀三郎「淀五郎」
相中(あいちゅう=下っ端)の役者三枡淀五郎に、突然「忠臣蔵」塩谷判官高定(えんやはんがんたかさだ=浅野内匠頭)の役がつく。抜擢したのは座頭(ざがしら)尾上多見蔵だったが、初日を迎えると淀五郎のあまりの拙さにまともに芝居の相手をしてくれない。しくじったことを悟った淀五郎は多見蔵に、どこがいけないか教えを乞うのだが「下手な役者は死んだほぉがえぇ」とまで言われてしまった。明くる日もまた同じ繰り返しに「いっそ舞台でホンマに腹を切ろ、ついでに多見蔵も刺し殺して……」
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo71.htm

●桂米朝「動物園」
定職に付かず毎日ブラブラしている男、叔父から移動動物園の仕事を紹介され出かけることになった。死んだトラが残した毛皮をかぶって、トラの代理を務めるというアホみたいな仕事。10時頃からボチボチ起き出し、ただ檻の中で動き回り、昼になったらご馳走を食い、昼からはボケ~ッとして、4時ごろにはもう終わり、それで日当が1万円。の契約で引き受けたのに、突然「ライオンをトラの檻の中へと放ち入れます。密林の王者トラと百獣の王ライオンとのあいだに、いかなる死闘・激闘が展開されますか、手に汗握る猛獣ショー、ご期待をもってご覧ください」と場内アナウンスが聴こえてくる……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo72.htm

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