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2016/10/16

桂枝雀「兵庫船」ほか

【世紀末亭】2016年10月16日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「兵庫船」:江戸落語「桑名船」
讃岐の金毘羅さんへお参りした喜六と清八の二人連れ、播州路を東へ東へ、明石、舞子、須磨を過ぎて出てまいりましたのが兵庫は鍛冶屋町の浜です。鍛冶屋町の浜から大阪までは海路を使い、のんびり楽して帰ろうとの心積もりでしたのですが、船が沖合いに出ることしばし、帆は風をはらんでいるにもかかわらず、島影が一向に変わらない、ということは動いていない。「どうもここらあたりに生息する性悪の鱶(ふか)が乗客の一人に魅入り、船を止めたらしい」という船頭の言葉に、皆慌てふためき青ざめるのです。さぁ、誰が魅入られたのか? この危機を乗り越える算段は……?↓
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo44.htm

●桂枝雀「牛の丸薬」
久しぶりに友達を訪ねると、昨夜の雨に濡れてジュクジュクになってしまった大和コタツを見ながら、何か考え事をしていた。手元を見るとコタツの土でこしらえた、薬のような丸子(がんじ)が五、六十も転がっている「薬のように見えるが、何ぞに効くんか?」「さぁ、何ぞに効くか、それを今考えてるとこや……」と、思いついたように「あした暇か? ちょっと付き合ぉてくれ」その時には分からなかったのだが、友人はその土の丸薬を「牛の病気の特効薬」と偽って、売りに行く算段をしていたのだった。あくる日の朝早く、二人して北河内目指し歩きはじめ、農家でわたしが目撃したのは……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo45.htm

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2016/10/02

桂枝雀「鷺とり」ほか

【世紀末亭】2016年10月2日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「鷺とり」:江戸落語「雁つり」
頼んない男が、ちょっとはましな男を訪問し商売の話を始めた。鳥を捕って売れば銭儲けになるだろうと、まず手始めに「味醂の絞り粕で雀を酔わせ、南京豆の枕で眠らせてゴソッと一網打尽に」するつもりが失敗した話。次に「手を梅の木そっくりに黒く塗り、天窓から突き出して鶯を騙し捕まえる」つもりがダメだった話。今度は「鷺に近付きながら声を落としていって、遠ざかると見せかけ捕まえる」ビジネスモデルを披露すると「それより、北野の円頓寺(えんどうじ)の池には鷺が集団で寝ている、その寝ている鷺を捕まえるほうが簡単だ」と教えてくれた。さっそくその夜、円頓寺へ出かけて行くと……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo42.htm

●桂枝雀「貧乏神」:原作・小佐田定雄氏
嫁さんに逃げられたのを聞きつけて、長屋の家主が訪ねて来た。原因はこの二か月間というもの一日も仕事に行かず、女房の手内職と寸借詐欺だけで食いつないでいたのだが、ついに愛想をつかされ出て行ってしまったのだった。慰めとも、激励とも、諦めともつかぬ言葉をもらって家主を送り出し、食うものも無いし、もう寝てしまおうとゴロッと横になってグ~ッとひと寝入り、と、枕元で何やら気配がする。見れば汚ぁ~いお爺さん「何だんねん、あんた?」「わしゃ貧乏神や」さぁ、これから始まる貧乏神と貧乏男の奇妙な共同生活、どんな結末が待っているのやら……?
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo43.htm

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