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2016/09/04

桂枝雀「こぶ弁慶」ほか

【世紀末亭】2016年9月4日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「こぶ弁慶」:東の旅シリーズ
「宿屋の女衆(おなごし)が袖引く」から「宿賃の応対」までは、落語「宿屋町」。その先、夜のご膳に、お隣りお向かい、その他大勢の同宿人が集まって宴会となり、好物の尋ね合いをするうち「お土」が好きだという者が現われて、廊下の壁土を食べた結果、肩に大きなコブが出る頃には、主役であるはずの喜六も清八もいなくなり「どこへお行きあそばした?」とか、感じてる暇もなく、コブには蛸薬師さんが霊験あらたかということで日参するうち、大名行列に出くわして、コブが弁慶で、弁慶には義経で、わぁわぁわぁわぁ……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo37.htm

●桂枝雀「蛇含草」:江戸落語「蕎麦の羽織」
夏の盛り、知り合いの家を訪ねると隅々まで掃除が行き届き、庭には打ち水、座敷に籐ムシロ、風が通り抜けてまことに気持ちが良い。と、一点、床柱に何やら雑草がぶら下げてあり、それだけが何となくむさ苦しい。「あれは何か?」と尋ねたところ「蛇含草(じゃがんそう)といって、大蛇の腹薬、消化剤だ。人間を飲み込んで苦しくなった時に蛇が食う」何やら面白気な講釈に少し分けてもらい、ふと見ると、この暑いのに火鉢に火を入れ餅を焼いているではないか。「親類に祝い事があっていただいたのだが、この陽気にカビさせてはもったいないので少しでも早く片付けよう」と焼いているのだった。さぁ、餅好きのこの男、食いたくて食いたくて「お上がり」の一言を待たずに勝手に餅を取ってパクリッ! この行儀の悪さが大事件に発展しようとは……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo38.htm

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コメント

「旅人は雪呉竹に群雀、泊まりては立ち、泊まりては立ち」・・・旅の咄にちょいちょいでてくる歌ですね。蜀山人でしたか。この一首が一言入るだけで旅の風情が感じられます。

桂りょうばさんが年季明けされたそうです。先月、動楽亭で高座を観てきました。枝雀さんというより小米さん(襲名前の)に似てますね。

投稿: ラウノシア | 2016/09/05 14:23

>ラウノシアさん
りょうばさんは今年3月に初お目もじさせていただいてます、えらい落ち着きのある前座さんという印象でした。演目は一門お決まりの『東の旅・煮売屋』ツポポポン。

楽隊やってはっただけあってリズム感はバツグンでした。個性出せる環境が整えばいろいろ冒険して欲しいものです。

投稿: 仮隠居 | 2016/09/06 00:14

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