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2016/07/17

笑福亭松鶴「らくだ」ほか

【世紀末亭】2016年7月17日定期(リニューアル)アップ

●笑福亭松鶴「らくだ」:ショートバージョン
らくだが死んだ。平穏な社会生活を送る近隣の人々にとっては願ってもない、ラッキーこの上ないことではあるが、兄貴と慕われている同類の弥猛(やたけた)の熊五郎にしてみれば、身より頼りのない彼のために形だけでも葬式を出してやりたい。そこで、運悪く通りかかった紙屑屋を脅し、長屋のツナギ、酒と煮しめ、棺おけの段取りをさせ、二人きりで酒を酌み交わしはじめた。しかし、善良小心であるはずの紙屑屋は酔うほどに態度が急変、やがて熊五郎と力関係が逆転し……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo31.htm

●桂米朝「貧乏花見」:江戸落語「長屋の花見」
今日は一日、雨に降られるだろうと仕事を休んだ昼近く、思いがけず青空が広がり春の陽気が戻ってきた。往来を行く人々は花見に出るらしく、上等の着物を着こみ弁当をぶら下げている。「花はえぇベベ着てよぉが、ボロ下げてよぉが、咲きよぉに変わりないがな」ということで、長屋の連中に声をかけ、皆して花見に出かけようとの相談がまとまるが、なにぶん貧乏花見、酒も無ければ料理も無い。そこで「気で気を養う」酒の代わりにお茶、料理の代わりに残り物を持ち寄って、わぁわぁわぁわぁ桜ノ宮へと繰り出した……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo32.htm

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2016/07/03

桂枝雀「くやみ」ほか

【世紀末亭】2016年7月3日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「くやみ」
皆に慕われていたご隠居が亡くなり、隣り近所の人々が次々悔やみにやって来る。口をモゴモゴ何を言っているのかわけの分からない人もあれば、炭屋のおっさんはキッチリ商売物のタドンの宣伝をして帰るは、最上屋の女衆はお手本のような立派な挨拶をするは、皆それぞれにご隠居を悼むなか、ついに、あの有名な手伝い(てったい)の又はんがやって来た……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo29.htm

●桂枝雀「花筏(はないかだ)」
徳さんは提灯張りの職人である。体型は水ぶくれ、酒ぶくれ、メタボ、単なる不摂生肥満体であるにもかかわらず「大関花筏の身代わりに、播州高砂への巡業に行ってくれないか」とのオファーが舞い込んだ。なぜとならば、明日にも出発しようという今になって当の大関が病の床に伏し、一歩たりとも動けぬ体なのだ。高砂の興行主からは手付金も受け取っており、苦肉の策に「大関花筏儀、病気の為、相撲取組相叶わず、土俵入のみ相勤めます」の案内をして、形だけつけてしまおうという魂胆だったのだが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo30.htm

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