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2016/05/22

桂枝雀「首提灯」ほか

【世紀末亭】2016年5月22日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「首提灯」
すでに十分お酒を召し上がりになった帰り道、ふと立ち寄った屋台の上燗屋さんを相手に一杯と少しお呑みになって、煮豆、おから、紅生姜、ニシンのつけ焼き、鷹の爪込みで、勘定が〆て二十五銭。五円を出したもののあいにく釣り銭がないという。そこで、ちょうど店を広げていた道具屋さんに両替をお願いしようと出向くと「仕込みの杖」が目にとまった。値は五円、それを四円七十五銭に負けてもらい、上燗屋さんの払いを済ませ、さて家に帰ると、この仕込み杖の斬れ味を試したくてしかたがない……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo23.htm

●桂枝雀「米揚げ笊」:江戸落語「ざるや」
丼池(どぶいけ)の甚兵衛さんから小遣い稼ぎのアルバイトを紹介してもらった男、丼池筋を北へ大川に突き当たり、船で渡ろか泳いで渡ろか、それではことが大胆なので右へ折れ、栴檀ノ木橋を渡らず難波橋を渡って源蔵町の笊(いかき)屋十兵衛さんを訪ねた。笊には大間目(おおまめ)、中間目、小間目に米を揚げる米揚げ笊があり、源蔵町を西へ西へ堂島の米相場師が住まうあたりまで来ると「米揚げ笊」の売り声に反応した強気も強気、カンカンの強気の家から声がかかる。なぜに声がかかったのかは本文を読んでのお楽しみ……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo24.htm

             * * * * *

【DTM(MIDI)でクラシック 5月新譜】
■DTM(MIDI) on バッハの管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV.1066
  J.S. Bach Orchstral Suite No.1 in C-major BWV.1066

第1楽章:Ouverture 00:00
第2楽章:Courante 10:50
第3楽章:Gavotte 13:45
第4楽章:Forlane 16:47
第5楽章:Menuet 18:36
第6楽章:Bourree 21:38
第7楽章:Passepied 24:00

DTM(MIDI)でクラシック、今月はバッハの管弦楽組曲シリーズ第1番、この組で逆順ながら締めくくりとなりました。全シリーズ通して聴いていただくと、各第1曲の“Ouverture”が目立って長いことにお気づきになった方もおられるかと思います。実は「管弦楽組曲」と呼ばれているこの4曲、カテゴリーで分類すると「序曲」に属するものなのです。

「序曲」とは、いくつかの舞曲を並べ、頭に序を付けて、ひと塊にして演奏するスタイルを言います。演奏場所はコンサート会場ではなく、人々が雑踏するロビーの片隅、聴いていようがいまいが淡々と、延々と、黙々と。ですから、譜面どおりの演奏をすると序曲が長く感じられてしまうわけですね。そのため、現在演奏される「管弦楽組曲」では、ほとんどと言っていいぐらい序曲の繰り返しを無視してスマートに演奏されます。

楽器編成はストリングス(通奏低音チェンバロ含む)+オーボエ2+ファゴット。オーボエ属の牧歌的音色が、いかにもバロックな雰囲気を醸し出しているように思います。

スコア:全音楽譜出版社『バッハ 管弦楽組曲《全曲》』
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2015年12月16日-2016年05月16日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2016/05/08

桂枝雀「雨乞源兵衛」ほか

【世紀末亭】2016年5月8日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「雨乞源兵衛」:原作・小佐田定雄氏
エルニーニョ現象なのか、はたまたラニーニャ現象なのか、村には四十日ものあいだ一滴も雨が降らない。灌漑用溜池は干上がり、川の流れもなくなりかけ、田畑は全滅一歩手前。このありさまを見かねた村のお庄屋さんは、先祖が「雨乞い能力」を持っているらしいという源兵衛を訪ねる。が、四代も前のご先祖のことなんか知りませんし、ましてや雨乞いの方法など知るわけもなく「できません」と断られてしまった。しかしその夜、エルニーニョ現象なのか、はたまたラニーニャ現象なのか突然雨が降り出し、今度は十日を数えても降り止まない。溜池も川の流れも決壊寸前、見かねた村のお庄屋さんは源兵衛を訪ね……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo21.htm

●桂枝雀「次の御用日」
真夏のことです。往来の砂が日の光を受けましてキラキラ・キラキラ光っております。遠くの方で打っております油絞めの掛矢(かけや)の音が、カツ~ン・カツ~ン……。場所は長堀の東端に掛かっていた安綿橋近く、人通りの絶えた炎天下、縫物のお稽古へ行く嬢(とう)さんとお供の常吉が歩いていると、向こうからやって来たのが天王寺屋藤吉という男。法被を日除け代わりに高々差し上げているものですから大男に見えたんでしょう「恐い」という嬢さんを常吉が用水桶の陰に隠すと、この男「あの二人を驚かせてやろう」ちょっとした悪戯心で二人の頭の上から「あ゛ッ!」かわいそうに嬢さん、その場で「ウ~ン」とひっくり返って気絶してまったのです。ビックリした常吉は大慌てで店へ引き返すのですが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakugo22.htm

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