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2015/10/18

桂枝雀「九日目」ほか

【世紀末亭】2015年10月18日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「九日目」:原作・織田正吉氏
あちらこちらに声をかけ「何か手伝いは?」用事を言い付かってその日を暮らしている男があった。言いたいことも言えず、したいこともできず、子守の子にも馬鹿にされ、疲れ果てて寝入ったその夜中、枕元に死神が現れ「お前の寿命は、あと九日じゃ」と宣告して去って行った。「ようし、残された時間、今までできなかったことをし、言えなかったことを言ってやろう」まずは瀬戸物屋の子どもの頭をボコッ、乾物屋のブサイクな嫁はんの悪口を言い、着物を着たまま女湯に浸かって迎えた九日目の夜明け……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug490.htm

●桂枝雀「おもいでや」:原作・桂枝雀師
通い慣れた道すがら、小さすぎて見過ごしていたものか「おもいでや」の看板を掲げた道具屋を発見し、冷やかしにちょっと覗いて見ることにした。並んでいるのは文机、竹の耳掻き、安っぽい装飾品が目に入る程度でわずかばかり、道具屋にしては商品が少ない。ためしに机の値を尋ねてみたら二千五百円と安すぎる、それに比べ横の耳掻きは何と五十万円だとか。話を聞けば、この店は想い出を売り買いする「おもいでや」だと言うのだ。興味が湧いて文机の想い出を買うことに……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug491.htm

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2015/10/04

桂枝雀「いぬ」ほか

【世紀末亭】2015年10月4日定期(リニューアル)アップ

●桂枝雀「いぬ」:原作・小佐田定雄氏、「干支落語シリーズ1994」
新年会帰り、最終の電車を降り家路を急いでいると、公園の隅のほうから何やらヒソヒソ話し声がしてくるではないか。見るとはなしに目をやると、な、なな、何と犬がしゃべっている。どんなことを話しているのか気になり、ソッと立ち聞きしているのを若い犬に見とがめられ「す、スビバせんねぇ」謝ると、長老とおぼしき松鶴師匠によく似た犬が現れ……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug488.htm

●桂枝雀「いたりきたり」:作・桂枝雀師
何か心に満たされないものがあるのでしょう、人は動物を飼うことによってその隙間を埋めようとします。この男もたまたま家の近所で見つけた、巣穴を出たり入ったりする「いたりきたり」と、穴の前を行ったり来たりする「でたりはいったり」を飼いはじめたのです。ケージの間仕切りを出たり入ったり、行ったり来たりする様子を眺めるうち、せわしなく立ち働く生活のむなしさをなんとなく感じていたある日、友人が訪れ「俺も何か飼いたい、世話してくれ」と言いだした……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug489.htm

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