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2010/09/19

(二代)桂春団治「豆屋」ほか

【世紀末亭】2010年9月19日定期アップ
 
今年の5月、買い換えたデジカメの画像の美しさについつい音楽付きスライドショー・ムービーを作ってみたくなり、10年以前に作成したMIDIファイルを引っ張り出して演奏したのです。演奏と言っても、わたし自身が演奏するわけではなく、デスク・トップ・ミュージック(DTM)と言って、パソコンにシンセサイザー音源・ローランド社の“SC-88VL”を繋いでデジタル信号を音に変えてもらうんですけど。

で、久しぶりに覗いた「シーケンサー(音符貼り付け画面)」を見ながら、いつか挑戦したいと思っていた交響曲を打ち込んでみようかな、なんて出来心がムクムクムク、湧いてしまったですねぇ。しかし、なんせ初めてのオーケストラですから、あまり大編成なのは荷が重すぎます。最低限の人数で、そこそこ交響曲してるものは何かいな?

すぐに思いついたのがモーツァルトの39、40、41。さて、40番はティンパニーが入らないからちょっと面白くない、39番、41番、どちらにしようかな、神さまの言うとおり、プッとこいてプッとこいてプップップッ! 初挑戦だから、最終の交響曲41番に決めました。

ここでマイオーケストラ「カリンキョ・フィルハーモニー管弦楽団」の団員をご紹介しますと、第1バイオリン=仮隠居6名、第2バイオリン=仮隠居6名、ビオラ=仮隠居6名、チェロ=仮隠居4名、コントラバス=仮隠居2名、フルート=仮隠居2名、オーボエ=仮隠居2名、ファゴット=仮隠居2名、ホルン=仮隠居2名、トランペット=仮隠居2名、ティンパニー=仮隠居1名、そして楽団をまとめる指揮者=仮隠居。総勢36名の仮隠居。

オーケストラを意のままに操れるって何と楽しいことか、ホール残響の調整からはじめ、各パートの配置、音色や音の長短、強弱、部分あるいは全体のテンポをいじくり回して4か月、なんとか音楽らしい響きが出てきたところで、試供品・つまみ食い・ダイジェスト版をこしらえてみました。完成の暁にはまたこちらでお知らせしますので、どうぞよしなに。

 
 
 
●(二代)桂春団治「豆屋」
職人が本職のこの男、仕事が暇なので隙に豆売りのアルバイト、ダブルジョブというやつを始めよった。慣れない朸(おぉこ=天秤棒)を肩に食い込ませ、フラフラ迷い込んだ路地(ろぉじ)で「豆ぇ~、豆ぇ~、豆要りまへんかいなぁ」声をかけると「こら、豆屋」門口から呼ぶ声がする。喜んで入って行くと「一升五十銭の豆、二銭に負けろ」と脅されたうえ「枡の向こう側に手で壁作って、こっちの手で豆を寄せろ」結局二銭で二升量らされ、叩き出されてしまった。「二度と来るかい」ヤケクソになって歩きだしたが、方角を間違えたものか路地を外へ出たつもりが奥へ奥へ、奥の端から「豆屋ぁ~ッ!」もっとエゲツナイ声が……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug267.htm

●桂小米(枝雀)「茶目八」
「あの太鼓持ち茶目八という男は、大掃除の手伝いにまぎれ、新しく買った靴を左だけちょろまかし、数日後『旦那のところにある、右だけの靴もらえまへんやろか?』と、調子よく持っていき、また数日後『舶来のえぇ靴が出物でおまんねんけど、三千円でどないだ』と売りつけるようなやつや」旦那とお手掛けはんが話しているところへ、盗人の気のある本人が訪ねて来た声がする。ちょっとお灸を据えてやろうと段取り万端みな済ませ、旦那は奥の部屋へ。何も知らない茶目八を招き入れ、色仕掛け大作戦が始まった……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug268.htm

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2010/09/05

桂文枝「鍬潟」ほか

【世紀末亭】2010年9月5日定期アップ
 
●桂文枝「鍬潟」
五つの子どもと相撲を取ってやっと勝てるほど身長の低い男がいた。ある日、隣りの甚兵衛さんの家に上がり込み、八尺の大男「雷電為右衛門」と、四尺足らずの小男「鍬潟三吉」の御前試合の話を聞き、相撲取りになって稽古して、大きくなることを夢見るようになる。そこで、甚兵衛さんの親戚筋に当たる「旭山関」の部屋を世話して欲しいと申し出、手紙を一本書いてもらって旭山親方のもとへと出かけて行くのだが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug265.htm

●笑福亭鶴志「徳兵衛炬燵」
毎晩訪れては旦さんと碁を打ち、寝床に着くまでのいっ時のお相手をするのが徳兵衛さんの仕事だ。今日も旦さんを寝かしつけ「おいとまします」帰りかけると番頭が呼び止め世間話になった。この家では日が落ちてから火の気はご法度で、今日のように雪がちらつく冷え込む晩でも、熱いお茶一杯飲むことができないというのである。話の弾みから「わたしら酒の一升も呑みゃ~、体が炬燵のようになって、うちの嬶(かか)なんか炬燵要らずや。どうです、今晩、ここで炬燵になりまひょか?」と、言い終わるのを待っていたかのように、定吉っとんが一升瓶を抱えてやって来た……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug266.htm

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