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2010/05/23

桂米朝「田之紀」ほか

【世紀末亭】2010年5月23日定期アップ

嘘が嘘を呼ぶということがあります。一つ嘘をついたばかりに、その嘘がばれないよう辻褄を合わせるための嘘をつく、そのまた整合を保つための嘘……、キリがないわけです。今回、わたしの失敗は「春になったら何か新しいことを始めよう」と、輪行ポタリング用の極小径自転車を買おうと思ったことに始まります。いや、これは嘘ではありません、本当に自転車を手に入れました。

慣れるためにご近所をポタリング(自転車散歩)し、輪行の手始めに西九条まで電車で携行してウロウロ、ちょっと足を延ばして大和郡山、そして伊丹と、ここでふと天の声が聞こえてきます「せっかくの知らない町散歩、画像に残したらどう?」一つ新しいことを始めたばかりに、前回のブログ記事「デジカメの買い替え」をしなければならなくなります。

さっそく手にしたデジカメを携えて須磨・舞子・明石を輪ポタしながら、バシャバシャとシャッターを押しまくり、帰ってパソコンのスライドショーを眺めると、なんと最新デジカメは驚きの進歩でした、カメラが勝手に美しい画像を撮ってくれています。そこでまた、この画像を利用して「何か新しいこと」を始められないか?

すぐに思いついたのがスライドショーのムービー化です。以前入力したMIDIファイルをBGMとして使うため、デジタル録音編集フリーソフトのダウンロード、ムービー編集ソフトの使用訓練。できあがったムービーのアップ先に YouTube を選び、加入とアップロードテスト。もう次から次へと「新しいこと」が「新しいこと」を呼んで……、キリがないわけです。

そして今日も今日とて、WAV音声ファイルをMP3音声ファイルに変換しようと……、キリがないわけです。
 
 
●桂米朝「田之紀」
沢村田之紀というドサ回りの役者が大阪を遠く離れて巡業の最中「母親が大病で危ない、戻って来い」との手紙をもらった。何はさておき、大事にしている自前の娘用、婆用、二つの鬘(かづら)を風呂敷に包み道を急ぐのだが、ちょっとでも早く帰ろうと夜中の山越え道をとったところ、山に住まう人間を喰らう大蛇、ウワバミに捕まってしまったのだ。呑み込む前に名前を聞いてやると言うので名乗ると、聞き間違えたものとみえ「タヌキを喰うわけにはいかん、それにしても人間に化けるのがうまい。俺にその術を教えろ」さっそく、娘と婆に変身して見せると……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug253.htm

●笑福亭松葉(七代松鶴)「隣の桜」:別演題「鼻捻じ」
「今年も庭の桜が満開だ」と観ている目の前、風もないのに花びらがバラバラと散っているではないか。見れば隣りに住む漢学者が枝を切り取っている。そこで定吉を呼びつけ「罪咎(つみとが)のない桜、なぜお折りになりました? ご入用(いりよう)なれば隣家様のことゆえ、根引きにしてでも差し上げます。無沙汰で折るとはその意を得ません。落花狼藉でございます。あなた様も『子の曰く』の一つもお学びになった方に似合わぬ仕儀でございます。ご返事を頂戴してまいります」捻じ込みに行かせるのだが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug254.htm

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2010/05/09

笑福亭生喬「笠碁」ほか

【世紀末亭】2010年5月9日定期アップ

全国展開流通系カード会社から1000円商品券が郵送されてきました。ただし、4月29日から5月2日までの4日間に、合計10000円以上カードでのお買い上げに限る、の条件付です。そこで、最大有効活用すれば10%OFFになるということで、そろそろ買い換えようかなと考えていたデジカメを購入することにしたのです。

特にこれとブツを決めていたわけではなく「とりあえず商品を見ながら選ぼ」薄ボンヤリ家電売りへ足を運ぶと「チラシでご紹介、本日の特売品。2ギガSDカード付き10800円」狙ったような値段設定に心臓の真ん中をプシュと撃ち貫かれて、選ぶもなにも即決でんがな。

でね、そのブツがカシオの“EXILIM(エクシリム)EX-Z90”これも何かの因縁ですな。今を去ること15年前、カシオが大衆に向けて発売した世界初のデジカメ“QV-10A”が、現在使用中のマイ・デジカメで、世代交代を繰り返しながら進化してきた、その末裔・直系親族とのご対面だったのです。

当時、QV-10Aカメラ本体、PC接続キット合計6万数千余円が、今じゃわずか消費税込みの9800円。大量消費・大量生産の効果は素晴らしい。素晴らしいのはそれだけじゃなく、この十数年のあいだの進歩にも目を見張るものがありますね。たとえば……

・画素数:25万画素 → 1210万画素
・撮像素子:1/5インチ → 1/2.3インチ
・画像サイズ:320x240ドット → 4000x3000ドット(最大)
・メモリー:2メガバイト → 35.7メガバイト+SD・SDHCカード
・撮影枚数:96枚 → 8000枚(2ギガSD・640x480)
・液晶モニター:1.8インチ → 2.7インチ

これらに加え、消費電力の低減、画像処理の性能向上、HDムービー撮影、ボイスレコーダー機能、ズーム、フラッシュ、フォーカス、ホワイトバランス、感度設定、その他諸々設定……、これだけ高機能になって、体積は4分の1。もう、感心も得心も、よくもここまで育ったものです。

そこで、ご対面記念に元祖デジカメ、最新デジカメを撮影しておこうと思いましたところが、2台並んでる姿を撮ろうとすれば、もう1台必要だと気付き、元祖で最新を、最新で元祖をお互いに撮りっこして新旧交代させることにしました。
 

20100504ex_z90_001s

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 ▲ QV-10AをEX-Z90で撮った画像
 

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 ▲ EX-Z90をQV-10Aで撮った画像
 

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 ▲ QV-10AをEX-Z90で撮ってモニターしているところをQV-10Aで撮った画像
 
新しいオモチャでしばらく遊べそう、嬉喜ッ、嬉喜ッ。
 
 
 
●笑福亭生喬「笠碁」
同町内に古くから住む二人のご老人がいる。どちらもお商売のほうは息子夫婦に譲り渡し、今は楽隠居の身の上である。が、楽隠居というのも結構楽ではなく、何もしないで一日を送るとなると苦痛が伴うものなのだ。そこで、有り余る時間をつぶそうと碁盤を囲むのだが、どっちもどっちのへたくそ同士「その一目、待ってくれ」「待ったなし、あかん」「なに~、このヘボ」「なにを~、このザル」がもとで絶交、断絶、出入禁止、お互いまた、暇を持て余す日常を送っていたある雨の午後……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug472.htm

●桂九雀「軽石屁」:「東の旅」シリーズ・脚色:小佐田定雄氏
おなじみ喜六、清八の二人連れ、お伊勢参りも済ませまして、近江見物をして帰ろやないかと鈴鹿峠越えの道をとってまいります。清八は旅慣れておりますが、慣れない喜六にこの山道はきついきつい。ついつい「しんどい、疲れた、足痛い、休もか」口から出てしまい、ちょ~ど休んだ茶屋に止まっていた駕籠をチャーターすることになりました。運賃交渉に手間取る喜六に代わり、清八が水口まで三朱で話をつけ、そのまま乗り込み喜六を残して、ウントショ、ハイッ、ホイッ、ハイッ、ホイッ……。置いてけぼりを食らった喜六「悪いやつなぁ、おのれぇ~憎いは清八。よぉもぉ~えらい目に遭わしたな……。思い知らさん、今に見よッ!」
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug252.htm

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