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2009/03/22

(初代)桂小文治「でば吉」

【世紀末亭】2009年3月22日定期アップ

寒さが緩み春霞がかかる頃になると、気持ちもボワァ~ッと緩んできます。なおかつ頭もボワァ~ッと緩んで、何か書きたいけどネタが思い浮かばない。いやいや季節のせいにしてはいけません、わたしの場合、頭ボワァ~ッはなにも春だけのことではなくて、しょっちゅうボワァ~ッとしてますから、外部記憶装置的メモ紙を手放せないのです。

今、手元にあるメモ紙の最も古い日付は2007年10月、約1年半分保存されています。内容を拾らい出してみると、いつ頃どんなことを思い浮かべていたのか、我が頭の揺れ具合が分かって面白いかな? とか考えて、曝してみることにしましょう。けど、そのまま書くと不適当なものはもちろん除外しました。

4・10近鉄300/14400/2007.10.25」調整ボルト奥へ回すとギア奥へ動く」白菜柔らかく」俗曲大津絵奈良のはたごや三輪の茶屋」踏まれたり蹴られたり」背に腹、手に足」手を洗う」毒入りギョーザ、日本のスパイ」2/4レコード虫干し完了」ガスライター、キッチンタイマー」ネットの履歴」三輪車、蒸気機関車、新幹線」舞台のこっち側」~はGOサイン」手垢付き磨いて夜なべて暁」ナスのスパイシーパスタ」エキセントリック」某国民放送局HDTVデモ大画面歌合戦のハデハデ衣装」ボケ猫」UHA味覚糖?」劇団ニュースペーパー」先生用教科書赤字で要点」シュール揚げずに唐揚げ」道頓堀ウィング環境悪化」かわいい、きれい、おいしい」イオンギフトカードプレミアム」米朝、弟子の会、総検分」図星」358枚」地デジ普及率?」グレゴリー・ペック」カットレイト・ドラッグ」サンタ・ローサ」5月べにこご復活」

書き出しながら「あぁ、これはあのときの、これはこのときの……」関連付けはほぼ忘れていませんでした。だからこそメモの意味があるのでしょう。しかし、クリップの容量には限りがあるので、古いものから処分していかなくてはならんのです。脳味噌を削り取られるような気分がします。

●(初代)桂小文治「でば吉」
申し込んでいた頼母子講の借り入れができるようになった、との知らせを聞き世話役の吾助さんを訪ねると「何に使うのか教えて欲しい」と言う。そこで正直に「女郎の小照を引かせて、嫁さんにする」のだと伝えると「騙されているに違いないから、本心を確かめろ」とアドバイスされた。その方法とは「友達と喧嘩した弾みで殺してしまった、心中してくれ死んでくれ」と頼み、毒薬に見せかけた灰を飲んでくれれば「心底見えた、女房殿」嬶にしても良いというのだ。さっそく、ミナミの御茶屋へ出かけ小照を呼んでもらうのだが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug457.htm

●桂米朝「古手買い」
「義理の弟に古着を買ってやりたいので付き合ってくれ」と、友人に頼まれ、坐摩の前の古手屋へ同道することになった。手ごろなものが見つかり、五円十五銭を五円ちょうどにしてもらえることになったのだが「わしにも値切らしてくれ」と言うので、改めて値段の交渉に入ると「十銭に負けろ」あまりの非常識に番頭は「子ども、塩まいとけッ!」怒ってしまう。さぁ、最初に口を利いた俺の立場はどうなるねん?
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug218.htm

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2009/03/08

笑福亭松鶴(六代目)「金釣り」

【世紀末亭】2009年3月8日定期アップ

先週、日テレのイブニング・ニュース番組を聴いてましたら、そうテレビは無いので未だにビデオの音声だけ聴いてるのです、面目次第もない。ですから、聴いてましたら、一流企業のシャッチョさんを取り上げて、いかにスンバらしい会社経営をなさってるかをご紹介するコーナーに出くわしました。

週末になると聴く覚えがあるので、たぶん企画物のコーナーだと思うんです。あちらから持ち掛けてくるのか、局がアプローチするのか、どちらにしても報道と言うには違和感溢れかえるコーナーです。下衆が勘ぐるところ、スポンサー・ヨイショ、あるいは有償パブリック・リレイションであろうと思われます。

その日は日本国を代表する世界的化学調味料または旨味調味料メーカーのシャッチョさんが登場され「ん~ん、我が社の新製品、この冷凍食品は旨ぁ~いッ! これは売れるぞ、大ヒット間違いなし」ちゅなことを、発表会の会場か何かでおっしゃってるんでした。

映像が見えないので何を食ってらっしゃったのか分からないのは残念ですが、日ごろ冷凍食品のお世話になってるわたしも「そのメーカーの品物は他に比して、値段も高いが味もいい」と認めておりますので、旨さの否定はいたしませんし、たぶんわたしも「この冷凍食品は旨ぁ~いッ! これは売れるぞ、大ヒット間違いなし」と言うかも知れません、いや、わたしなら言ってもいいでしょ。

けどですね、日本国を代表する世界的化学調味料または旨味調味料メーカーの代表、シャッチョさんといえば、年収何億、世界各地の三ツ星レストランで食事しまくり、頂点を極めた食生活を思い描いてしまうのに、そんなセレブなお方が「袋破ってチンするだけ」の冷凍食品に「旨ぁ~いッ!」と大声上げるのは……、お前の味覚大丈夫か? とか一瞬思って、それが頭に残って、今こうして書いてます。

●笑福亭松鶴(六代目)「金釣り」:「商売根問」の一部分
久しぶりに訪ねて来た友人に近況を聞くと、米屋の払いもできないぐらい詰まってしまっているという。何か銭儲けになることをしているのか尋ねたところ、担ぎのうどん屋をやって失敗した話、雀をごそっと一網打尽にしようとして失敗した話を聞かせてくれたが、今は何もせずブラブラしているらしい。そこで、まだ誰もやったことがないという金儲け、金で金を釣る「金釣り」をやったらどうかと説明を始めた……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug456.htm

●桂米朝「ためし酒」
近江屋の主人がお供の権助を連れて尾張屋を訪ねると、かねて探し求めていた一升入りの金盃が手に入ったという。使ってみたいとは思いながら、自分では一升呑み干す自信がない、どうせなら全て呑み干すことができる人に最初の口を切って欲しいと考えていた。近江屋の主人に「ひとつやってみないか?」と水を向けると「わたしはできないが、奉公人の権助なら一升はもちろんのこと五升ぐらい何でもない」と言うではないか。そこで、有馬温泉への遊山代を賭けて、この権助に五升完呑を試させることになるのだが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug217.htm

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