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2007/05/20

桂福団治「薮入り」

【世紀末亭】5月20日定期アップ

前回5月6日定期アップの新規追加で406演目を数え、一応手持ちのネタが底を突きました(本当は五郎兵衛師匠の艶やかな噺がかなり残っていますが)。やれやれ一段落、気分的にちょっと一服です。上方落語のリストを見れば、まだまだお耳にかかってない噺がたくさんにございます、これは手に入り次第追加していくということで気長にお待ちください。

しかし、ちょっと一服とは言いながら「気分的な一服にはなっても、番号の若いファイルの手直しがあるので、作業としては一服できないな」と今さら気付き、今回も見た目はいつも通り2演目のご紹介となっています。ついでに舞台裏をバラせば、一服できない更新作業で一番厄介なのが、この作文を書くという作業なのです。

世間を騒がす新聞ネタに衣を被せるより、なるべく身の回りに起こる出来事を脚色、粉飾、大袈裟、大仰、大層、針小棒大、過大、過剰、誇張……、まぁその、ナニして書きたいと思うのですが、幸か不幸かそんなに出来事らしい出来事も起こらず、寝ました、起きました、食いました、落語聴きました、寝ました。

これでは自分に失礼ですから「今回は何をネタに?」思い悩んだ末がご覧のような作文……「な~んや、思い悩んでこれかいな」どっちにしても失礼しております。文字に書けないような異変はご免ですけど、面白おかしく作文できるような事件が身近に起こることを願いつつ、次回へ続く。たぶん。

●桂福団治「薮入り」
三年前に丁稚奉公に出した一人息子、亀ちゃんが初めての「薮入り」をもらって帰って来るという日の前夜、父親はもう嬉しくて寝つけない。当日も朝早くから起き出し、柄にもなく表の掃除をしては近所の住人と噛み合わぬ会話をし、嫁さんに細々注意をたれるうち、やがて玄関に誰やら客の丁寧な声が……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug170.htm

●桂米朝「景清」
眼病を患い目の見えなくなった目貫(めぬき)の鏨(たがね)彫り職人定次郎は、医者がダメなら神仏にすがろうと、目に霊験あらたかな柳谷の観音さんに日参していた。その満願の日の朝、何やらうっすらと光のようなものを感じ、今日は夜通し篭って大願成就しようと観音経を唱えていると、近くで若い女の声がする。わけを聞けば同じく目の病で願をかけているところ「一緒にお願いしまひょ」と寄り添って経を唱えるうち、髪油の香りがプ~ン、肩がポ~ン、手をギュ~ッ、背中へ手をまわしド~ッと横になって……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug171.htm

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2007/05/06

露の五郎「女護ヶ島」

【世紀末亭】5月6日定期アップ

先月ちょっと話題にしたVDSL光回線100M、とうとう導入してしまいました。開通テスト数値上、今までのADSL8Mに比べ下りは約4~5倍、上りは約10倍と、思っていたほど速くならないものなんですね、使ってる OS が Windows_Me ならこんなもんでしょうか。

けど、実用的には予想してた以上にページ表示がサクッサクッ、映像のバッファリングもほとんど無くなって、将来へのインフラ投資も含まれているんだと考えたら早まった判断ではなかった……、と思いたい。

ADSLモデムを買い取ったばかりなので、その償却満了までは損になる、との思いを吹き飛ばしてくれたのが「今なら工事費最大2万円引き、月額使用料向こう4か月1000円引き」都合24000円はモデム償却費を賄ってまだ余りが出る。というところなんですけど、「今なら」が今だけなのか、来年の今ごろもやっぱり「今なら」なのか、今「今なら」が分からない。

同時にNTT電話回線を廃止してIP電話に変更し、全国一律3分8円になったからって「わ~ッすごい、安くなった」なんて思っちゃいけません、日頃全国津々浦々に電話をかけまくる生活なんてしてませんもん。こちらは基本料金が1200円安くなるというところが買いです。しかし、VDSL光回線と合算すれば吸収されてしまいます。

結局のところ、導入が正解だったのか、もう少し待ってもよかったのか明確な答えが出ないまま、契約書の最後のほう小さな文字を見れば「2年以内に解約の場合、違約金の支払いが生じます」それは覚悟の前。人間って、こうやって自ら身動き取れないよう縛っていくものなのです。

昔からよぉ言ぃまっしゃろ「嬶(かか)とお仏壇(ぶったん)と光回線は持ち急ぎするもんやない」気に入らんさかいちゅうて、ちょいちょい取り替えるわけにいきまへんさかい……

●露の五郎(五郎兵衛)「女護ヶ島」:艶笑ばなし(R12指定)
甚兵衛さんが絵草子『万国人間の図』を見ているところへ喜六が訪ねて来た。聞くと小人国、大人国、穴開国、手長国、足長国……、世界中のいろんな国の人物が紹介されているという。なかでも女人国、別名「女護ヶ島」は女だけしか住んでいない島で、男は一人もいないらしい。女だけの島と聞いてピコ~ンとひらめいた喜六は友人の清八、源兵衛を誘って女護ヶ島探しの船旅に出るのだが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug416.htm

●笑福亭松喬「へっつい幽霊」
昼間売った竃(ヘッツイ=かまど)が、その日の真夜中「買戻してくれ」と返されてきた。一円の手数料を取って引き取り、店に並べておくと明くる日すぐに売れた。が、真夜中になるとまた「引き取ってくれ」一円の手数料を取って引き取る、また売れる、引き取る……。ある日「ヘッツイから幽霊が出る」の噂を聞き「捨てようか、一円付けて誰かに押し付けようか」と女房と相談しているのを聞き付けのが、裏の長屋に住む脳天の熊五郎さん。「何が出ても一切ゴジャゴジャなし」の条件で引き受け仲間の作ボンと運ぶ途中、ゴミ箱にぶつけゴロッと出て来たのが三百円の大金。思わぬ儲けに喜んだのも束の間、遊び果して元の無一文になったその夜……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug169.htm

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