« 笑福亭生喬「応挙の幽霊」 | トップページ | 露の新治「狼講釈」 »

2006/09/03

笑福亭仁勇「猫の皿」

【世紀末亭】9月3日定期アップ

暑かった今年の夏も、ようやく太平洋高気圧の衰えが見えはじめたようです。7月のかかりからフル運転していたクーラーを止め、久し振りに窓から自然の風を取り入れて過ごすことができるようになりました。と言っても、気温の下がる深夜から翌午前中だけの条件付きです。昼間は相変わらず30度超えの真夏日が続いてるので、クーラーにはあと少し働いてもらわないといけません。

いま我が家で稼動中の96年製クーラーは、古くなったとは言うものの省エネ・インバーター方式、室外機・室内機とも調子よく動いています。それ以前に使っていたのは窓枠に直接取り付ける一体型タイプのものでした。こちらに引っ越した年の夏に取り付け、おおかた25年近くも頑張ってくれたタフな機械(やつ)でした。

タフだっただけに運転音も無骨そのもの、一体型ですからコンプレッサーの振動がまともに窓枠と共鳴して「オレ様は今、冷たい空気を作り出してやっている、ガオォ~ッ」その音が暑苦しいっちゅうねん。インバーターエアコンに替えた当時、静けさだけで数度室温が下がったように感じましたもん。

しかし、いくら静音設計といってもファンが回っているのですから、就寝時には結構うるさく耳に付きます。昼間は世間の喧騒にマスキングされて耳に届かなかった音が、世間がシシラ・シーンと寝静まる夜中になると、台所の冷蔵庫よりもよっぽど大きな音でファンが回っているのが気になり、一旦気になると、より気になってより大きく聴こえて、耳が集音マイク状態になります。

熱帯夜から開放された先日、窓を開け放ってクーラーを止めると「機械音がない状態とはこんなにも静かなものだったのか。久々に真に静粛の中で熟睡……」できると思っていたら、静粛の夜の中に騒ぐ阿呆があって起こされてしまった。そうでした、ここは駅前の飲み屋帰りの酔客がうるさく、エアコンの音でマスキングされているのを忘れてましたわ。

●笑福亭仁勇「猫の皿」
道具屋・骨董商の中でも果師(はたし)と呼ばれる業態は店舗を構えず、足を頼りに地方の農家を回って掘り出し物を探し出し、主に同業者に卸すのを商いとしている。今日しも一人の果師が高槻の芥川宿を商売に回り、疲れた足を休めるため茶屋に寄ると、店先に面白い皿が置いてあるのを目に留めた。「絵高麗梅鉢紋の皿」三百両をくだらないという値打もの、見れば皿には飯粒が付いて傍に猫が、ということは猫の皿。猫を三両で買い取って、皿を一緒に持ち帰ろうとするのだが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug400.htm

●桂ざこば「お玉牛」
村の若い衆が集まると、話の種はマドンナ「お玉」のことに決まっている。「お玉は俺がものにした」と、夢のような夢の話をしているところへ、鎌を片手に踊りながら飛び込んで来たのが一人の無茶者。今さっき「うんと言うか、鎌でブスリか?」力づくで「うん」と言わせ、夜這いを承諾させたという。可哀想なのがお玉ちゃん、泣いて帰って親に相談すると「今晩、お玉の寝室に牛を寝かせておけ」牛が寝ているとも知らないで、この無茶男が忍んで行くと……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug153.htm

●第8集あとがき「水金地火木土天海冥」
1916年に英国人ホルストが作曲した管弦楽組曲『惑星』を久し振りに聴きました。第1曲「火星」から始まって金星、水星、木星、土星、天王星、そして「海王星」まで全7曲50分の大作です。特に第4曲「木星」が好まれるようで、テレビコマーシャルで流れたり、サビの部分だけ取り出して……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/atogaki8.htm

|

« 笑福亭生喬「応挙の幽霊」 | トップページ | 露の新治「狼講釈」 »

コメント

上に引っ付いた「熱帯夜 トラックバック 健康 Gメン」というトラックバック。元を辿ると「株式会社千趣会」に行き当たります。世紀末亭ブログの主旨とはまったく関係ない、単なる客のキャッチ用トラックバックでしょうな。いわゆるスパム、迷惑トラックバック。

大きな看板引っ下げてる「千趣会」ともあろう会社が、ブログ内容も確かめずにこんな姑息な手段を使って人を集めるとは、企業コンプライアンスの何たるかを一から学ぶべきでしょう。ちゅうか、何でも有りが「千趣会」のポリシーだったりして。

言っときますけど、ここを訪れてくださる熱心な読者の総数は1日片手の指で収まってます、残念。え? 数撃ちゃ当たるって? それもそうですね、スクリプト組んで無差別に撃ちまくってるんでしょう。

トラックバック先の記事自体は、毒にも薬にもならないものらしいので削除せずにこのまま晒しておきます。ただし、リンクを辿られての如何なる損害について、一切その責任は負いません。

投稿: 仮隠居 | 2006/09/03 13:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 笑福亭仁勇「猫の皿」:

« 笑福亭生喬「応挙の幽霊」 | トップページ | 露の新治「狼講釈」 »