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2006/01/08

桂文我(三代目)「上方見物」

【世紀末亭】1月8日定期アップ

正月を象徴する食べ物も数々ありますが、黒豆、田作り、昆布巻、きんとん、数の子なんていうお節料理はもうかなり以前から作りも買い求めもしません。普段と変わらぬ食事メニューで元日早々焼肉の油煙まみれになる中、年明け最初の食事「お雑煮」だけは欠かすことなく続けています。

もともと我が家の大和本家系お雑煮は里芋、ニンジンの入った白味噌仕立てに丸餅がトロトロ溶けるほど煮込んだものです。因幡母系は焼いた餅に鳥肉と三つ葉、鳥ダシをかけたシンプルなもので、嫁姑確執がなくなってからというもの、次第に手抜き母の因幡系が巾を利かせて現在に至っているようです。

自身で調理しなければならない状態になって以来、伝統に囚われず大和風、因幡風、洋風、中華風、エスニック風さまざまな味にトライして、今年は昆布ダシに大根たっぷりの大根汁仕立てと焼いた餅の取り合わせにしてみました。

毎年12月の半ばにはスーパーに正月用品が並び始めますので、まだ正月値段になっていないその頃に1キロの餅を買い求めます。今年はそのうち、お雑煮に2個、そして先ほど磯辺巻きにして2個、都合4個消費しただけ、年々お餅の減り具合が遅くなってますね。

実は年越しそばにお餅を入れて「かちん蕎麦」にしてみたのですが、使った餅はその年買ったものではなく前年の暮のものでした。パック詰めの小餅は賞味期限の数字列さえ気にしなければ、乾ききってひび割れることも黴ることもなく、1年以上経って十分に食せます、この体が証明してます。

1キロ袋に小餅は20個、現在残り16個、昨年はぎりぎり年内消費できましたけど、今年は繰り越しするかも知れません、さて幾つ残ることやら。それにしても、パック切り餅にスリットを入れるというアイデアは誰が考えたんでしょう、いびつに膨れ上がることなくキレイに焼き上がります、大称賛。

●桂文我(三代目)「上方見物」
在所から上方見物にやって来た庄屋の倅(せがれ)は、宿の番頭に案内されて名所旧跡を回るなか、説明の言葉を帳面に丹念に付ける勤勉な若者だった。「森の中に赤いものが見えるがあれは?」「稲荷の鳥居です」「なるほど、赤いものは稲荷の鳥居、と言う」「ここにドタマが並んでいるが?」「これは千日前の獄門」「ドタマを獄門と言う……、上ることを上京、下ることを下阪」郷(くに)に帰ったある日、父親が柿の木から落ち医者を呼ぶ使いに手紙を託すが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug384.htm

●桂南光「二番煎じ」
年も押し詰まった一日、町内の番太(=雇いの用心番)に休みを取らせ、住人だけで火の用心をするのが恒例になっていた。例年ならば連れ立って見回ったあと番小屋に集まり、酒・肴を持ち寄って宴会になるのだが、今年は隣り町の喧嘩沙汰が原因で酒禁止のお達しが出た。がしかし、いろいろ知恵を働かせるのが人の子、風邪の薬と言い張って徳利酒を持ち込むツワモノが……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug136.htm

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