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2005/12/18

笑福亭鶴志「鰻の幇間」

【世紀末亭】12月18日定期アップ

地震でマンションが揺れています。リアル地震で揺れているのではなく、将来揺れるであろう地震で大揺れに揺れています。来る可能性はあるけれど、来ないかも知れない地震で崩壊する前に、今すぐ人の手で破壊撤去しなくてはならない耐震偽装マンション。当該マンション住人には「ホンマお気の毒」と言うほか言葉が見付かりません。

わたしの住んでるところも一応鉄筋コンクリートでできているので、小っ恥ずかしいながらもマンションと呼べなくもないどころか、構造上は同一とみなせます。ところが造られたのが「マンション」なんて洒落た言葉のなかったかなり古い頃、現行の耐震基準(新耐震基準)が制定される昭和56年6月よりずっと以前の物件です。

ということは、大規模の地震(震度6強から震度7程度)はおろか、中規模の地震(震度5強程度)に対しても何ら保証なんてされていない、と思っておくのが自己危機管理的に安心でしょう。実際のところ内部配管は既にオダブツで廊下を這わせているとか、ドアのゆがみで鍵がかかりにくいとか、大規模地震が来てみないことには安全かどうか分からんっちゅう代物です。

片や真新しいけども法的に現行耐震基準に照らし合わせて、中規模の地震(震度5強程度)で倒壊の危険があるから強制退去、近隣住民も恐怖の渦の中。片や耐震基準(新耐震基準)設定よりずっと以前建造の腐りかけた我が住居は、とりあえず出て行く必要を感じないし出て行けとも言われない、また近隣住民が危険だと避けてもいない、へたに耐震強度検査なんかしない方が……

冷静に考えて、どちらが本当により危険度が高いのか? あちらは泣いておられるようですけど、こっちは笑ろてなしゃ〜ない。

●笑福亭鶴志「鰻の幇間(たいこ)」
一八(いっぱち)は太鼓持ちとはいっても、師匠と呼ばれるような花街(かがい)の一流どころではなく、俗に野太鼓というプロともアマとも見分けのつかない男芸者。ちょっと見知った客に付け入っては酒の一杯も奢らせ、小遣でもせしめようと、安物の羊羹を懐に入れて当てもなくフラフラと出かけて行くが、ことごとく留守でスカを食らう。こうなったら道で行き当たりバッタリ誰かに会うだろう、と、向こうからニコニコ笑いかけながら来る男が……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug383.htm

●桂米朝「眼鏡屋盗人」
眼鏡屋に押し入ろうと企む盗人三人組みと、眼鏡屋の丁稚小僧との熾烈な攻防を描いた超極小作品。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug135.htm

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