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2005/09/04

林家染丸(三代目)「お文さん」

【世紀末亭】9月4日定期アップ

幹線道路から駅前に通じる道路際、駅前広場の見える場所という、住んでいる環境が悪いのです。これはもう諦めなければならないと覚悟を決めているのですが、その覚悟の上をいく拡声器を通した人声の煩わしさ、何とかなりませんでしょうかね。

資源ゴミの無料回収車は毎週月曜、放置自転車撤去のお知らせは平日毎日、ときたまスーパーの特売のお知らせ、献血のお願い、そのほか諸々……。これらは生活の中に溶け込んで日常となってしまっているので、そんなにも気にならなくなりました。

ところが、朝8時から夜8時までのべつ幕なしに駅前街頭演説、自動車移動名前連呼のあの忌まわしい幾日かは、忘れた頃急にやって来て、思考をストップさせるほどイライラさせてくれます。この世に生まれて、物心付いた時から今日の日まで半世紀余り、あの選挙のスタイルは一歩たりとも進化の形跡がありません、社会は驚くべき発展を遂げたというのにです。

唯一、変化の兆しが伺えるのは、年々電話による誘導が少なくなってきて、今回はまだ一度だけしかかかっていないことでしょう。なんでも、今春発効した個人情報保護法のお陰であると新聞報道が伝えています。理由はなんであれ、知らないところから頼みもしない電話がかかるのは、拡声器を通した人声の煩わしさ同様、無い方がありがたい。

と、考えかんがえ考えながら文字を並べているちょうど今、まさしく頼みもしない煩わしい電話がありました。恐怖を味わうのも嫌なので固有名詞は挙げませんが、梅田の某ブライダル関連業者からの電話営業です。この手の電話には、まずこちらの番号を聞き、合っていれば出所を尋ねる、ことにしています。まぁ「電話帳を見て」の答えしか返ってこないのは承知のうえですけど。

やっぱりそうでした。いつものように、わたしは言います「電話帳で営業困るんです、かけないでもらえます」いつもなら、相手は答えます「分かりました、申し訳ございません」しかしです、さっきの返答はいつもと違っていました、感動ものです「NTTに言ってください」

そう来ましたか。でも、NTTに何を? 推察するに「(電話帳に載っているからかけたのだ、嫌なら掲載するな)NTTに(掲載を止めるよう)言ってください」だろうな。はい、おっしゃることごもっとも。今まで不用意に掲載していたわたしが悪ございました。確かに電話帳情報の管理は個人がしなければならないのですね。

通話が切れると受話器を置くことなく、フックを押して回線をリセットし、1、1、6……、次年度からの掲載と番号案内はストップされました。きっかけを与えてくれてありがとう。

●林家染丸(三代目)「お文さん」
中船場の酒屋「万両」に、赤ん坊を抱いた男が現れる。男は進物の角樽を頼み、届け先まで丁稚を供に付けてくれるよう依頼する。「使い先の在宅を確かめてくる」と、定吉に赤ん坊を預け、路地の奥へ入って行った男は、小一時間経っても戻ってこなかった。泣いて店に戻った定吉の抱いている赤ん坊の胸元には「貴殿を慈悲深き御方とお見込み仕り、心を鬼に捨て子いたし候」の手紙が……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug376.htm

●桂米朝「べかこ」
興行が当たらず、肥前の武雄温泉で一座解散の憂き目にあった旅芸人の落語家・泥丹坊堅丸は、温泉宿・大黒屋市兵衛に拾われ、当地で居候生活を送ることになる。主人の口利きで仕事もボチボチ入りだしたある日、姫君の気晴らしに城中で噺をするように、との依頼が舞い込んだ……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug126.htm

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コメント

消費者が拒否した場合の再勧誘の禁止

特商法 第17条
販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結
しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結につい
て勧誘をしてはならない。

早よ言えばですね
「契約の意思はありません。おことわりします。もう電話をかけないで下さい。」
と、はっきり断った場合は、たとえ、「いや、説明だけでも聞いて下さい」とかなんとか続けようとしたり、再度勧誘の電話を掛けて来ると即違反になり、場合によってはお上に願い出れば業務停止処分も有ります。
掛けているほうは知っていることがけっこうあるでしょうが、当然黙ってますね、ただ、掛けられる側は知らないことの方が多いですね、けんかするのは得策ではないですが、「はっきりと断りますので、今後の勧誘はしないで下さいね。ご存知だと思いますが。」で何軒かはその後一度も掛けて来てません。


電話勧誘販売において、事前に販売が目的であることを告げる義務
特商法 第16条 
販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売をしようとするときは、その勧誘に先立ってその相手方に対し、販売業者又は役務提供事業者の氏名又は名称及びその勧誘を行う者の氏名並びに商品若しくは権利又は役務の種類並びにその電話が売買契約又は役務提供契約の締結について勧誘をするためのものであることを告げなければならない。

つまりは、「○○さんをお願いします」等々、何を言うよりも前に、「この電話は誰々何兵衛がこれこれを売る目的でかけてますので、誰々さんいらっしゃいますか?ことわることもできますが。」とやらな違反なんですね。
「先立って」というところがみそです。

投稿: くらきっとん | 2005/09/13 18:50

法的にアウトかセーフかじっくり考えて営業行為をする会社が増えてることは確かなようですね、社会の成熟っていうやつでしょうか。ピンク系の営業行為自体が元々アウトのところは、今も昔も、これからもそんなことお構いなしでしょうけど。

世間に名前を覚えてもらって将来株式を公開しようと考えてる会社は、昔ほどアホな営業しなくなったようです。でもまだまだいてます、昨日も日本●スリードとかいう、マンション販売の上場会社から何十回目かの迷惑コールがあって、もうここは何を言っても無駄だろうと思うわけです。そのつど、以後電話しないように言ってるのに……

法律で規制されていようがいまいが、そんなこと知ったこっちゃないという企業姿勢がまことに潔くて、日本が戦後復興、高度経済成長時代の混沌の中で、ガムシャラに金儲けに走ってたころをうかがわせてオモロイ、とは思いますけど個人的に甚だ迷惑じゃわい、なのです。

モノ・カネの豊かさより個人の精神活動の豊かさが尊重されてくれば、将来おのずと「恥ずかしいほどのガムシャラな企業活動」は少なくなると信じてます。セレブ、ブランドモノなんて言葉が飛び交ってるあいだはダメでしょうけど、わたしゃ期待してますよ、日本人のこれからに。

投稿: 仮隠居 | 2005/09/13 23:34

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