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2005/06/05

古今亭志ん朝「船徳(江戸版)」

【世紀末亭】6月5日定期アップ

落語会と言っても、それこそピンからキリまであります。内容のピンキリは個人の感性の問題ですから、この際触れません、値段のピンキリ。ポルトガル語で「・(点)」を現すピンにも満たない只(ロハ)の会もあれば、テレビでおなじみの顔をそろえた6000円を超えるようなキリ会まで。

わたしの狙いどころは1500円〜2500円の会が多く、おおむね映画と同じぐらいならば妥当かなと思ってます。中には会の最後に「抽選会」をおまけに付けて、豪華商品(豪華らしいものも……)を持って帰れるかも知れないという、貧乏魂をくすぐる憎いところを突いた会もあって、それはそれでまた趣向のひとつと楽しみにしているのです。当たれば妥当な値段どころか、お手頃感倍増ですからね。

先月もそんな会のいくつかに出席し、何とその内の2つの会で正真正銘、豪華景品を当てていただきました。ひとつは「胡麻焼酎(1260円相当)」もひとつは「生パイナップル丸ごと1個(1000円相当)」わたし、アルコールいただけませんので、胡麻焼酎は日頃お世話になってる知人に譲り、その値段以上の効果を発揮してもらい? パイナップルは美味しくいただきました、ご馳走さま。

あのパイナップルの頭の上に付いている葉っぱの名称は「クラウン(王冠)」と言うそうでして、なるほどうまい命名だと思いながら、その緑の美しさにこのまま長く楽しめないものかとネットで検索すると、クラウンをポコンと取り外し水に漬けておくと根が出るというではないですか。

で、さっそく教えどおりに水に漬けて2週間。今日現在、立派な根が数十本5センチほども伸びてきました。あとはこれを植木鉢に植え替えて、せっせと水をやり続ければ次から次へとパイナップルの実が……

●笑福亭たま「船徳(上方版)」
「船徳(江戸版)」を上方に焼き直した移植版。江戸版では30分近くかかるちょっとしたネタを、何と15分の前座噺に仕立て上げてある。江戸版のオモロイとこ取りでエッセンスを抽出した濃い目の味付け。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug368.htm

●古今亭志ん朝「船徳(江戸版)」
さる大店(おおだな)の若旦那、道楽が昂じて船宿「船徳」に預かり居候となっている。退屈しのぎと形のかっこよさに憧れて無理矢理船頭にしてもらったが、なかなか客を乗せる機会がなかった。そんなある日、浅草寺の「四万六千日(しまんろくせんにち)さま」参りに訪れた二人連れの客を大桟橋まで乗せることになった……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug369.htm

●桂米朝「菊江佛壇(上・下)」
船場の糸問屋の放蕩若旦那に「この人でなくてはならぬ」と、泣き付かれて嫁いだお花だったが、若旦那の不徳で病の床に付き実家で養生していた。どんな心のねじれがあるのか、若旦那自身は見舞いにも行かず親旦那任せにしていたある日、容態が思わしくないとの知らせが届いた。いつものように親旦那はすぐに出かけるが、若旦那はその隙に遊びに出ようと企む……。船場の大家を舞台に、若旦那の人間性・深層心理に深く踏み込んだ異色の作品。脇を固める、番頭、北の新地の菊江、店の者の言動ひとつにも深い意味が……、あるのかないのかは読んでみないと分からない。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug119.htm

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