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2005/05/22

橘ノ円都「西の旅(明石・舞子・須磨)」

【世紀末亭】5月22日定期アップ

テレビドラマのことは良く分からないのです。クドカンとかいう演出家のことも良く存じ上げないのです。長瀬君は知ってます。西田さんも知ってます。鶴瓶さん、昇太さんはもちろん知ってます。そのほか大勢さんは良く分かりません。というぐらいに関心無かったテレビドラマに、最近ちょっと引き付けられて、いまも横目で睨みながら書いてます。

正月の特番から始まり、レギュラー化してしまった「タイガー&ドラゴン」。落語をモチーフにというか、骨組みをパクって細工を施したこのドラマが、今まで落語に興味のなかった人々を引き付けはじめているようです。番組で取り上げられる噺へのアクセスが急増中なのはその証拠、これが一時的なものか恒久的に続くのか、しばらく見守りたいと思います。

●橘ノ円都「西の旅(明石・舞子・須磨)」
喜六、清八という馬合いが「金毘羅はんへ参詣でもしょやないか」と「でも」付きの神信心。無事参詣を済まして帰りはひとつ播州めぐりをやろうと、室津の港に上がり東へ東へ。明石から舞子、須磨の名所旧跡を言葉巧みに案内して回るという、ゆわばテレビの旅行番組の元祖のような噺。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug365.htm

●桂米朝「肝つぶし」
「この病を治すには、年月の揃った娘の生き肝を煎じる以外ない」と、医者の手ではどうにもしがたい難病にかかり死ぬのを待つばかりの吉松を見舞って、妹がその「年月が揃った娘」であることに気付いた。吉松の親には死んでも返しきれない恩がある。吉松のために妹を殺し生き肝を……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug118.htm

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2005/05/08

桂団朝「宗論」

【世紀末亭】5月8日定期アップ

福知山線に最後に乗ったのは、まだディーゼルカーがコトコト走ってた頃ですから二十年以前になります。尼崎駅から東海道線を跨いで北へ向かう大ループをキーキー・ギシギシ言わせながら登って行く発端と、武庫川沿いに走る渓谷の眺めが大阪近郊とは思えないローカルな色合いで、昭和半ばからほとんど時計が進んでない印象を受けたもんです。

しばらくその存在さえ忘れていた福知山線、いろんな意味でいまや世界中の注目の的ですね。外国から見れば高度な技術と正確無比なダイヤ運用で名高い日本の鉄道でも、いやそうあろうとしたためにか、事故を引き起こしてしまったことに関心が寄せられているようです。

接続時間など気にしない、発車時間も到着時間もその時の運任せ、とにかく安全確実に事故を起こさないことを優先して鉄道会社を運営する。そのためには費用が幾らかかっても最新の安全機器を導入し、費用が幾らかかっても余裕の人員を配置し、幾ら競合他社に乗客を奪われても余裕の運行時間を組み、乗客が溢れかえってスシ詰め状態になろうとも余裕の列車本数にすれば……、経営がなりゆかない。

とりあえず情に流されず、冷徹に論理的・工学的・理論的に脱線・転覆のメカニズムが解明されることを期待します。そうすれば少なくとも将来、同じ原理で起こる事故は防げるかもしれませんから。ま、違う原理で起こる場合もあることは拒否できませんけど。それにつけても、マスメディ屋さんたちってどこへ行くつもりなんだろ?

●桂団朝「宗論」
今日こそ意見をしようと待ち構える親旦那の前に姿を現した若旦那、浄土真宗の仏壇屋に生まれ育ったのに、なんの因果かキリスト教に入れ揚げている。阿弥陀さま対キリストさま、さっそく宗教大論争が始まってしまった。悪口雑言、針小棒大、東奔西走、奇想天外、空前絶後、驚天動地、抱腹絶倒、完全無欠の……?
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug364.htm

●桂米朝「軽業」
お伊勢参りでもしょ〜やないか、と安堂寺橋を出発した喜六と清八が、酒を呑んだり狐に騙されたりしながら足を運んで来たのが小さな村。村の氏神の屋根替え正遷宮とやらで、インチキ見世物、ぶっちゃけ商人が来て賑わっている。あっちでカモられこっちで騙され、ちっとはまともそうな軽業小屋に入ると……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug117.htm

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