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2005/04/03

橘ノ円都「浄瑠璃息子」

【世紀末亭】4月3日定期アップ

「愛知万博」またの名を「愛・地球博」そしてまたの名を「愛知弁当没収・廃棄博」が開催されてます。1970年のこんにちわ「人類の進歩と調和」の大阪万博から既に35年が経過して、進歩したのは携帯・テレビゲーム・パソコンで、調和の方は……、残念ながら家族そろって芝生で弁当も囲めないほど、テロテロ・ギスギスとした世の中になってしまいました。

ま、時の首相の「弁当持ってピクニックもええやんかいさ」のひと声があって何とかなりましたけど、殺生与奪の権利を唯一有する立法府の長の頭を悩まさなあかんほどの問題や無いっちゅうねん、ホンマにどこまでいっても役人は役人ですわ。

弁当持ってピクニックと言えば、そろそろ桜咲きましたでしょうか。うちの長屋の中庭に1本だけ植わってる桜は、先日3月29日めでたくチラホラと咲きはじめております。立地が良いのか例年気象庁の開花予想より1週間は早く咲きますから、よそのは今週から来週にかけて、ちょうど次の土・日あたりに花見のピークを迎えることでしょう。

わたし、人の多いのは苦手なタチですから「愛・地球博」はもちろん、普通に花見も遠慮させていただきます。気が向けば、少々早く起き出して朝日に輝く桜花観賞に出かけるやも知れません。朝早くなら桜の宮といえど閑散として、酒呑んでわめき散らしてる人は……、いないのですけど、青いビニールシート広げて徹夜で場所とりしてる人はいてるんやねぇ。

●橘ノ円都「浄瑠璃息子」
素人浄瑠璃に凝って稽古屋へ出かけ、夜更けて帰って来ては家人を起こし玄関を開けさせる息子に、親父さんとうとうぶち切れてしまった。今日も温習会の稽古だと夜遅く帰って来たが、表の戸を閉めたまま中へ入れてくれない。それなら表で浄瑠璃を語ってご近所に迷惑かけてやるとばかり、大声で「義経千本桜、鮨屋の段」を語りはじめる。と、そこへ巡査が……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug362.htm

●桂米朝「崇徳院」
船場の大家の若旦那、二十日ほど前に寝込んだきり弱る一方。医者に診せたところ「気病(きやまい)」にかかって、あと五日が危ないという。親にも話さぬその気病の原因を「幼い頃から親しくしている熊五郎になら話す」というので聞き出してもらうと、高津神社で出会った娘愛しさの恋患いだった。そこで唯一の手がかり崇徳院さんの歌「瀬をはやみ、岩にせかるる滝川の」だけを頼りに、広い大阪の町を探し歩くのだが……。切なくもバカバカしい、いやバカバカしくも切ない珠玉の恋愛落語。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug114.htm

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