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2004/09/05

橘ノ円都「片袖」

【世紀末亭】9月5日定期アップ

終わりましたね、アテネ・オリンピック。本当は見るつもりなかったのに女子マラソンの頭を見て、ついついあともう少し、次の電信柱まで、次のコーナーまで……、とうとう最後まで付いて行ってしまいました。

そして最終日、本当は見るつもりなかったのに男子マラソンの頭を見て、ついついあともう少し、次のニュースまで、次の進路予想まで……、とうとう閉会式までテレビつけっぱなしでした。しかし、これは台風16号の九州接近と絡めて。

しかしあの台風、綺麗に弓なりの日本列島を縦断していきよった。沖縄、鹿児島、宮崎、熊本……、山口、広島……、愛媛、徳島……、兵庫、大阪……、福井、石川……、北海道。と順序よく通過して行く様子をHNKのテレビニュースは全て追っていたかといえば、残念なことに鹿児島に上陸する以前の丸一日はほとんど情報を流していません。

その間なにもなかった訳はなく、鹿児島、宮崎では既に被害が出始めていました。やっぱり中央に影響が及ぶようなニュースでないと全国放送する価値はない、っちゅうことやろね。わたしは独自のチャネルを通じて刻一刻移り変わる状況を知り得たわけです。どんな情報源か? それは「ヒ・ミ・ツ」

●橘ノ円都「片袖」
大阪市平野区にある大念仏寺には「幽霊の片袖」という宝物が残されて、幽霊を写した掛け軸のコレクションとともにちょっとしたミュージアムになっているとかいないとか。何でもその昔、大念仏寺の墓が暴かれた事件があり、時期を同じく上町の造り酒屋の娘が愛する人の片袖を胸に変死をとげた事件が起こり、また同じく道頓堀で仮名手本忠臣蔵が異例のロングラン興行、大当たりをした。という三つのお題をもとに出来上がったのが講談の「平野大念仏寺幽霊の片袖」そしてその講談を落語にヒネリ直したのが上方落語版「(幽霊の)片袖」ということらしいです。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug348.htm

●桂米朝「焼き塩」
商家の女ごし(女衆=働き手)と浪人ものらしいお侍が往来の真ん中で涙を流している。近所の者がそれを見て不審に思っているところへ焼き塩屋のオヤジが通りかかり、見るとこれも涙を流しはじめた。もう訳が分からなくなって当人たちにその理由を聞くと……
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo97.htm

上方落語メモ【世紀末亭】4月1日移転しました。
URL:http://homepage3.nifty.com/rakugo/

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