2020/09/06

(三代)桂米紫「十七蔵」ほか

【世紀末亭】2020年9月6日定期(リニューアル)アップ

●(三代)桂米紫「十七蔵」
ご隠居の家を訪れ「嫁さんをもらって所帯を持った」と報告すると「嫁さんもろたぐらいでは所帯を持つとは言わん、子どもが一人でき三人でやっと身過ぎする、四人で世渡りする、五人家内になってはじめて所帯を持つと言うねや」と、人生訓を語られた。「五人になれば蔵が五つ並ぶぞ」と言われ、そのわけを聞けば「五人が寝れば枕が五つ並ぶ」しょ~もない、けど「身過ぎ、世渡り、五人家内の所帯を持って蔵が五つ並ぶ」を言ってみたくて徳さんを訪ねると「うちの蔵は五つ多い、十(とぉ)並んでる、枕が五つに胸ぐらが五つ、合わせて十」と増えてしまった。源さんを訪ねれば「枕、胸ぐら、股ぐら、合わせて十五」それではと芳っさんを訪ねると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug240.htm

●笑福亭松枝「テレスコ」
長崎の大浦漁村で一匹の見慣れぬ魚が捕らえられた。村の古老に尋ねても、見たこともなければ聞いたこともない珍しい魚。なんとか名前が知りたいものだと、博識で名高いお奉行さまに献上してみるが、お奉行も部下も分からない。そこで、絵師に似姿を描かせ「この魚の名、存ずる者あれば即刻届け出でますよぉ。金十両下げ渡すもんなり」高札を辻に掲げるやいなや、四十あまりの商人風の男が「名前を知っている」と名乗りをあげるのだが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug241.htm

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【DTM(MIDI)でクラシック/令和2年長月9月新譜】
 DTM(MIDI) on ドビュッシー・アソート『喜びの島』『夢想』『レントより遅く』
 C.A. Debussy "Assorted Piano Pieces" L.106, 68, 121
 #Debussy #PianoPieces #L106 #L68 #L121
 #DTM #MIDI #MIDIでクラシック

 第1曲:喜びの島 L.106 → 00:00
     L'Isle joyeuse
 第2曲:夢想 L.68 → 06:14
     Reverie
 第3曲:レントより遅く L.121 → 10:27
     La plus que lente (Valse)

DTM(MIDI)でクラシック、今回はドビュッシーのピアノ独奏曲より『喜びの島 L.106』『夢想 L.68』『レントより遅く L.121』の3曲をパッケージしてみました。

「喜びの島」の冒頭には Quasi una cadenza ほぼカデンツァ(即興)のように、との注意書きがあり、いきなりプレッシャーがのしかかってきます。けど、それは適当に忘れて音符・指示・コメントを忠実になぞりながら、ほんのちょっとだけ自己主張を入れています。「夢想」は耳に馴染みすぎて、どう主張してよいものか見当が付きませんので、ごくごくあっさりと。「レントより遅く」レントはゆっくりの意味でそれより遅くしろ、だと思うと大間違い、本当は緩急の山谷が曲の色になっているようです。

DTM(MIDI)作業的にはテンポ変化が多く(いわゆるルバート)大変だろうなと心配していたものの、いざ取りかかってみると必然的なテンポ変化、つまり次に来るテンポはこうでなければならない、と曲の中に織り込まれているような必然に導かれて、思いのほか負担なく軽快に作業を進めることができました。

スコア:"Claude Debussy : Piano Music"
    所蔵 IMSLP/Petrucci Music Library
    編集者 First edition (reprint)
    出版社 New York: Dover Publications, 1974.
    著作権 Public Domain
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2020年5月20日-2020年8月27日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2020/08/22

(初代)森乃福郎「豆炭」ほか

【世紀末亭】2020年8月23日定期(リニューアル)アップ

●(初代)森乃福郎「豆炭」
古くからの友人が、近ごろ嫁さんをもらったという噂を耳にした。訪れた本人に確かめると「一緒に暮らしてる者はいるが、まだ籍は入れてない」と言うではないか。「たとえ内縁にしろ女ごを家に引き入れたんなら、ひと言挨拶があっても……」詰め寄ると「女ごやないねん、豆炭やねん」風呂屋の前で拾った豆炭に情が移り、一緒に暮らしはじめたのだった。「連れて来ているので、今挨拶させる」と、懐の中に入れた豆炭と何やら話をしはじめた……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug238.htm

●三遊亭小円「みかん屋」
仕事もなくブラブラしていると聞いた甚兵衛さんが、みかん売りのアルバイトを世話してくれることになった。さっそく「元値は一個一円、上を見た分はお前の儲け」と言われ、二百個のみかんをカゴに詰め飛び出したのはいいが、にわか仕立てのみかん屋の悲しさ、売り声を出すことができない。練習のため裏長屋の入口にある共同便所の前に行き「みか~んッ!」と、大きな声を張り上げたものだから、ちょ~ど用を足していた男が驚いて紙を落としてしまった。責任を感じ、男の家まで紙を受け取りに行ったのがキッカケで、二百個のみかんを全部買ってもらえることになる。しかし、二百個を二百円で売り「上を見る」天井を見て帰ったので儲けはゼロ。あきれた甚兵衛さんに商売の「いろは」を教えられ、またまた売りに出たのだが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug239.htm

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2020/08/09

(二世)曽呂利新左衛門「恵比寿小判」ほか

【世紀末亭】2020年8月9日定期(リニューアル)アップ

●(二世)曽呂利新左衛門「恵比寿小判」
精を出して働かずに、神頼みで金を得ようと考えたグウタラもん、まず手始めに長町の毘沙門天さんを訪ねると「お前に福を授けらりょうほどなれば、わしゃ大きな賽銭箱など出しとかんわい」と追い払われた。そこで木津の大国さんを訪ねると、甲子(きのえね)の縁日に灯心を売って商いをしている「こんな貧乏臭い神さんはあかん」今宮の戎(えべ)っさんへ鞍替えしたところ、七日目に「福を授ける、両手を出せ」見れば金ぴかに光る慶長小判が二枚、その瞬間「ヒョッと戎小判やなかろうな?」疑念がよぎった。とたん、二枚の小判が額の左右にピタッと張り付いてしまった。さぁどぉする……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug236.htm

●(二代)桂春団治「八問答」
日の出とともにお日ぃさんと競争し、一旦は追い越されたが、夜通し走って夜明けまでに追い越したと思い込むような、ちょっと抜けた男が神信心を始めたという。しかし、ビリケンさん、ホテェさん、ビンズルさん、どれも信頼できそうにない。そこでご隠居は八の字の付く神さん「八幡さん」を奨めるのであった。いわく「八の字の付く者は結構なもの、昔から強い偉い人はみな八の字が付く」いかに「八」がありがたいか、例を挙げて語りはじめた……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug237.htm

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【DTM(MIDI)でクラシック/令和2年葉月8月新譜】
DTM(MIDI) on ドビュッシー・前奏曲集より
 『亜麻色の髪の乙女』『月の光が降り注ぐテラス』『花火』 L.117, 123
C.A. Debussy Preludes pour Piano L.117, 123
 #Debussy #Preludes #L117 #L123
 #DTM #MIDI #MIDIでクラシック

 1集・第8番:亜麻色の髪の乙女 → 00:00
        La fille aux cheveux de lin
 2集・第7番:月の光が降り注ぐテラス → 02:19
        La terrasse des audiences du clair de lune
 2集・第12番:花火 → 05:47
        Feux d'artifice

DTM(MIDI)でクラシック、今回はドビュッシーのピアノ曲より『ピアノのための前奏曲集 L.117, 123』より『亜麻色の髪の乙女』『月の光が降り注ぐテラス』『花火』の3曲をご紹介します。

この作品、1集・第8曲の「亜麻色の髪の乙女」が耳に馴染みのある曲集の看板になっています。日頃ベスト盤で紹介される頻度も高いので単独で聴く機会が多いと思います。

DTM(MIDI)作業的にはテンポ変化が多く(いわゆるルバート)大変だろうなと心配していたものの、いざ取りかかってみると必然的なテンポ変化、つまり次に来るテンポはこうでなければならない、と曲の中に織り込まれているような必然に導かれて、思いのほか負担なく軽快に作業を進めることができました。

スコア:"Claude Debussy : Preludes, Livre 1, 2"
    所蔵 IMSLP/Petrucci Music Library
    編集者 First edition
    出版社 Paris: Durand et Cie., 1910, 1913. Plate D. & F. 7687, 8697.
    著作権 Public Domain
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2020年5月8日-2020年7月25日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2020/07/26

(二代)林家染丸「電話の散財」ほか

【世紀末亭】2020年7月26日定期(リニューアル)アップ

●(二代)林家染丸「電話の散財」
道楽者の息子に手を焼くというのが世間一般の通り相場なのに、こちらは真面目一方の息子が、茶屋通いに明け暮れる親父さんを持て余している。今日も「選挙運動中はしばらく家から出てくださるな」と、言い残して事務所へ出かけた、その隙を狙ってミナミの馴染み芸者を訪ねようとするのを呼び止めた番頭さん「若旦那からきつく言われているので、どうぞ今日のところはお出ましにならんように。ここはひとつ、電話で散財されてはいかがです」電話口に芸者を呼び、ご陽気に歌わせ騒ごうというのだが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug234.htm

●(二代)桂塩鯛「廻り猫」
以前飼っていた猫が気弱な猫で、ネズミに追い回されて井戸にはまって死んだことから、今度もらってきた仔猫には強い名前を付けようと、店の者一同無い頭をひねることになる。番頭が言うには「強いのは武蔵坊弁慶が一番」と、丁稚が口を挟んで「弁慶より牛若丸のほうが強い」と、別の丁稚が「牛若丸より、剣術を教えた鞍馬の天狗のほうが強い」「天狗より……」さて、廻りまわって行き着く名前は?
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug235.htm

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2020/07/12

(四代)桂文団治「文団治小咄」ほか

【世紀末亭】2020年7月12日定期(リニューアル)アップ

●(四代)桂文団治「文団治小咄」:艶笑(松茸、壁松茸、赤貝猫、探偵犬)
青物屋へ秋の味覚松茸を買いに行ったところ、太くて堅い最上級品から虫が食ってフニャフニャに萎れたものまで並んでいる。値段を聞くと、どれもこれもみな百目(匁)五百円と言うではないか。不思議に思いわけを尋ねたら「松茸はどれも、突っ込みになってま」『松茸』ほか『壁松茸』『赤貝猫』『探偵犬』の四艶笑小咄。
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug232.htm

●桂米朝「冬の遊び」
徳川時代末期、江戸の吉原、京都の島原と並び幕府から認められた三廓の一つ、大阪新町の大イベント「大夫道中」は、他の廓には見られない特徴があった。打ち掛け姿で八文字踏んで歩くのではなく、羽衣の天女になったり、牛若丸になったり、静御前になったり、みな扮装をして練り歩いたのだ。夏の暑い盛り、綿入りの芝居装束を八枚重ね着して「知盛」に扮した栴檀大夫をねぎらうため、贔屓の旦那は仲間から芸妓・太鼓持ちまで座敷一同、みな冬の装束で遊ぼうと提案する。が、一人遅れてやってきた太鼓持ちの一八は扇子をパタパタ、絽の着物で「暑いあつい」としくじってしまった……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug233.htm

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【DTM(MIDI)でクラシック/令和2年文月7月新譜】
DTM(MIDI) on ドビュッシー・子供の領分 L.113
C.A. Debussy Children's Corner L.113
 #Debussy #ChildrensCorner #L113
 #DTM #MIDI #MIDIでクラシック

 第1曲:グラドゥス・アド・パルナッスム博士 → 00:00
     Doctor Gradus ad Parnassum
 第2曲:象の子守歌 → 02:23
     Jumbo's Lullaby
 第3曲:人形へのセレナード → 06:08
     Serenade of the Doll
 第4曲:雪は踊っている → 08:59
     The Snow is Dancing
 第5曲:小さな羊飼い → 11:23
     The Little Shepherd
 第6曲:ゴリウォーグのケークウォーク → 13:36
     Golliwogg's Cakewalk

DTM(MIDI)でクラシック、今回はドビュッシーのピアノ曲より『子供の領分 L.113』をご紹介します。

この作品、第6曲の「ゴリウォーグのケークウォーク」が耳に馴染みのある組曲の看板になっています。日頃ベスト盤で紹介される頻度も高いので単独で聴く機会が多いと思いますが、改めて組曲全体を通して聴いてみると、新たな景色が見えてくるかも。

DTM(MIDI)作業的にはテンポ変化が多く(いわゆるルバート)大変だろうなと心配していたものの、いざ取りかかってみると必然的なテンポ変化、つまり次に来るテンポはこうでなければならない、と曲の中に織り込まれているような必然に導かれて、思いのほか負担なく軽快に作業を進めることができました。

スコア:"Claude Debussy : Children's Corner"
    所蔵 IMSLP/Petrucci Music Library
    編集者 First edition
    出版社 Paris: Durand & Fils, 1908. Plate D. & F. 7188.
    著作権 Public Domain
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2020年4月28日-2020年6月20日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2020/06/28

(初代)桂ざこば「脱線車掌」ほか

【世紀末亭】2020年6月28日定期(リニューアル)アップ

●(初代)桂ざこば「脱線車掌」
大阪市電・南北線に乗車する車掌さん、今日は待ちに待った月給日である。メリケンパブ屋でちょっとアルコール補給ののち、業務の余禄どこまで乗ってもタダの市電に乗り込み「公園南一丁目」で降り立つと、そこはあの男の歓楽街「飛田新地」の入口だった。中に入ればさっそく客引きが声をかけ、上がったところ出て来た初会の相方は「わたし、女学校のころ市電通学していたの、あなたの顔を覚えているわ」と言いだしたではないか……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug230.htm

●(二代)桂歌之助「書割盗人」:江戸落語「だくだく」
甚兵衛さんがマッタリとした時間を楽しんでいるところへ、世の中の常識に全くとらわれず自由な心で生きているヤモメが飛び込んで来た。話を聞けば、そんな自由なヤモメが近所に宿替えして来たらしい。ただし「宿替えした家があまりにボロボロなので、真っ白い紙を部屋一面に貼ったら、病気で入院しているようで居心地が悪い。そこで絵心のある甚兵衛さんに所帯道具一切を芝居の書割のように描いてもらい、モノがある態(たい)、つもりで生活したいので描いて欲しい」というではないか。頼みに応じ部屋の調度を描き上げたその夜更け……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug231.htm

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2020/06/14

桂米朝「松医者」ほか

【世紀末亭】2020年6月14日定期(リニューアル)アップ

●桂米朝「松医者」
「大事に大事に育てている盆栽の松が、最近どうも勢いがなく、出入りの植木屋に相談しても『手の施しようがない』と見放され、ご隠居はすっかり塞ぎこんでしまっている」と、徳さんから聞いて、喜ぃさんは小遣い稼ぎの方法を考えだしたのだった。植木医者だと称し盆栽を二十日ほど預かり、そのあいだによく似た盆栽を見つけスリ替えようというのだが……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug228.htm

●桂さん福「しの字丁稚」
暇をもてあましたご隠居は、口達者な丁稚の定吉を相手に「当てもん」なぞなぞをして時間を潰そうと考えた。が、子どもにしては頭の回転が早い定吉にことごとく言い負けてしまう。そこで「死ぬ、しくじる、終いになる」の頭文字「し」は縁起が悪いので「し」の付く言葉を禁止すると言い出した。しの字を言わそうといろいろ仕掛けるものの、そこは定吉、やっぱりなかなか引っかからない。それではと「しびれ」を切らせるために定吉を正座させ、銭四貫四百四十四文(しかんしひゃくしじゅ~しもん)を勘定させることに……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug229.htm

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【DTM(MIDI)でクラシック/令和2年水無月6月新譜】
DTM(MIDI) on ドビュッシー・ベルガマスク組曲 L.75
C.A. Debussy Suite Bergamasque L.75
 #Debussy #SuiteBergamasque #L75
 #DTM #MIDI #MIDIでクラシック

 第1曲:前奏曲 (Prelude) → 00:00
 第2曲:メヌエット (Menuet) → 04:28
 第3曲:月の光 (Clair de Lune) → 08:15
 第4曲:パスピエ (Passepied) → 12:39

DTM(MIDI)でクラシック、今回はドビュッシーのピアノ曲より『ベルガマスク組曲 L.75』をご紹介します。

この作品、何といっても第3曲の「月の光」が大変耳に馴染みのある彼の看板曲になっています。日頃ベスト盤で紹介される頻度も高いので単独で聴く機会が多いと思いますが、改めて組曲全体を通して聴いてみると、新たな心情がわいてくるかも。

DTM(MIDI)作業的にはテンポ変化が多く(いわゆるルバート)大変だろうなと心配していたものの、いざ取りかかってみると必然的なテンポ変化、つまり次に来るテンポはこうでなければならない、と曲の中に織り込まれているような必然に導かれて、思いのほか負担なく軽快に作業を進めることができました。

スコア: "Claude Debussy:Piano Music 1888-1905 (pp.12-38)"
    所蔵 IMSLP/Petrucci Music Library
    編集者 First edition (reprint)
    出版社 Paris: E. Fromont, 1905. Plate E. 1404 F.
     再版 New York: Dover Publications, 1974. (#02907)
    著作権 Public Domain
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2020年4月12日-2020年5月29日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2020/05/31

桂雀松(桂文之助)「短命」

【世紀末亭】2020年5月31日定期(リニューアル)アップ

●桂雀松(桂文之助)「短命」
横町(よこまち)の質屋「十一屋」の旦那、養子さん(よぉっさん)がまた亡くなった。初代の養子さんから数え、これでもう三人目の葬式を出すことになる。悔やみに行く途中、物知りの甚兵衛さんの家に寄って「どうして、向こぉの養子さんはコロコロ・コロコロ死ぬのか?」聞くと「それは、超美人のお嬢さんが毒や」との回答。何が毒なのかさっぱり分からず、なおも詳しく解説してもらったところ「出養生、毒も一緒に連れて行き」だと分かり、家に帰って試してみると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug226.htm

●桂米朝「天王寺三題」
彼岸の人出を当てに沸き出るニワカ戒名書きに「ごりがりまからどぉじ」「まいまいちんしゃんどぉじょ」「せんしゅ~さかい、だいどぉくけんのちょ~、ほぉちょ~かじきくいちもんじのしろぉ、ふじわらのかねたか、ほんけこんぽんかじもとへぇべぇ、せんぞだいだいかこちょ~いっさい」漢字で書けと困らせたら、隣りの戒名書きがスラスラッと書き上げ、八十銭の代金を吹っかけられて逆に困ってしまう『戒名書き』ほか『ブラリシャラリ』『悟り坊主』の天王寺にまつわる小品三題。
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug227.htm

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2020/05/17

笑福亭鶴光「袈裟御前」ほか

【世紀末亭】2020年5月17日定期(リニューアル)アップ

●笑福亭鶴光「袈裟御前」
京を追われ伊豆に流された源頼朝を担ぎ出し、平家討伐を企む怪僧・文覚上人(もんがくしょうにん)こと、元・北面の武士として名を馳せた遠藤盛遠(えんどうもりとお)が、どうして出家、仏門に入ったのか? それはその昔、同僚・源渡(みなもとのわたる)の奥さん袈裟御前に心動かされ「一夜の不倫」を申し込んだことに端を発する。そのとき貞女・袈裟御前の取った行動とは……?
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug224.htm

●桂文我「昆布巻芝居」:滑稽芝居噺
昼食のおかずが「鮒の昆布巻(こんまき)の味醂煮(みりんだき)」と聞いて、大旦那は大好物に心ウキウキ嬉しくてしようがない。ただ心配なのは昼時を狙い、ただ飯を食いにやって来る裏のヤモメの存在だ。妙に鼻が利き、表を歩くだけでその家のおかずを当てるワザを持っている。気付かれないうちに炊き上げて、厳重に隠しておくよう言いつけたその時「ごめん」と入って来たのは裏のヤモメだった……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug225.htm

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2020/05/03

(初)桂枝太郎「雷の褌」ほか

【世紀末亭】2020年5月3日定期(リニューアル)アップ


●(初)桂枝太郎「雷の褌」
雷仲間の取締役、五郎八さんの息子も、そろそろ雷太鼓の修行に取りかかる年齢になり、小さな太鼓を誂えてもらって稽古を始めた。半季もしないうちに親よりずっと上手に打つようになったある夏の日、雷役所から「本日午後三時、夕立お願いします」の一報が入り、前座として息子を走らせることに。音は小ぶりながらも身軽な子ども、あっちへツツ~ッ、こっちへツツ~ッ走る走る。ところが、なんといっても初めてのこと、雲に厚い薄いがあるのに気付かず、切れ目からスト~ン……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug222.htm


●桂米朝「二階借り」:別演題「茶漬間男」
亭主が茶漬けを食っているにもかかわらず、賄いもそこそこに「隣りのお咲さんと約束してたんや」と、女房のお芳さんは風呂に出かけた。とは真っ赤な偽り、実は亭主の友達・辰っつぁんと束の間の逢瀬、間男、よろめき、不倫を楽しもうと飛び出したのである。なのに、辰っつぁんといえば財布を忘れて盆屋(ぼんや=連れ込み宿)へ行くこともできない。そこで、お芳さんの家の二階部屋を使ってことに及ぼうと、何食わぬ顔で「こんばんわ……」
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug223.htm


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【DTM(MIDI)でクラシック/令和2年皐月5月新譜】
 DTM(MIDI) on モーツァルト・ピアノソナタ10番 ハ長調 K.330
 W.A. Mozart Piano Sonata No.10 in C-major K.330
 #Mozart #PianoSonata #No10 #K330
 #DTM #MIDI #MIDIでクラシック


 1st movement : Allegro moderato → 00:00
 2nd movement : Andante cantabile → 06:33
 3rd movement : Allegretto → 12:36


DTM(MIDI)でクラシック、今回はモーツァルトのピアノソナタ・シリーズより『10番 ハ長調 K.330』をご紹介します。


若い番号のソナタは聴く機会がほとんどなく、ほぼ初見で手探り状態の作業のため標準演奏とかけ離れた品になるかもですが「モーツァルトらしく」を心掛けながら【謎】作業を進めています。お時間許せばお付き合い願いたいと思います。なお、この曲でシリーズ最終回、コンプリートしました。


今回のプログラミングでも、左手の音量を右手マイナス6と機械的に決め、左手を強調する要所のみ右手対比音量を上げる、という基本手法をとりました。また、強音の部分は速く演奏し、弱音の部分は遅く演奏するというパターン化を踏襲しています。こうすることによって修飾の手間を省こうという魂胆です。やっぱり、モーツァルトは単純そうで奥深く、気難しそうで無邪気で、そして可愛い。


スコア:"Sonata III / 19 Sonatas for the Piano (pp.26-39)"
    所蔵 IMSLP/Petrucci Music Library
    編集者 Sigmund Lebert, William Scharfenberg
    出版社 New York: G. Schirmer, 1893. Plate 11136.
    著作権 Public Domain
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2020年1月9日-2020年4月27日
MIDIクリップ制作:仮隠居


●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u


【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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2020/04/19

桂雀々「夢八」ほか

【世紀末亭】2020年4月19日定期(リニューアル)アップ

●桂雀々「夢八」:江戸落語「伊勢詣り」
呼び出されて甚兵衛さんの家を訪ねた八っつぁん、何の用かと思ったらアルバイトを世話してくれるらしい。聞けば、ツリのお供をして一晩過ごすだけでいいのだそうだ。アホでもできる楽な仕事だというので即引き受け、その足で現場へ連れて行かれると、弁当と割り木を渡され一軒の小屋へ放り込まれる。眠気覚ましに割り木で床を打ち鳴らし、弁当を食いながら夜が更けゆくにつれ、目の前に吊ってあるムシロの存在が気になり、フッと覗くと変死体がブラリ。ツリのお供というのは釣りではなく首吊りの見張り番だったのだ……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug220.htm

●(初)桂南天「穴門の西瓜売り」
大阪、南御堂(本願寺大谷派難波別院)の北西角に石垣を穿った出入り口がある。「穴門」と呼ばれ、夏はひんやりと風通しも良かったため、涼を求める人々や西瓜売りが集まって名物になっていた。そこで繰り広げられる客と西瓜売りと八卦見のひと騒動。
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug221.htm

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2020/04/05

桂米朝「古手買い」ほか

【世紀末亭】2020年4月5日定期(リニューアル)アップ

●桂米朝「古手買い」:江戸落語「古着買い」
「義理の弟に古着を買ってやりたいので付き合ってくれ」と、友人に頼まれ、坐摩の前の古手屋へ同道することになった。手ごろなものが見つかり、五円十五銭を五円ちょうどにしてもらえることになったのだが「わしにも値切らしてくれ」と言うので、改めて値段の交渉に入ると「十銭に負けろ」あまりの非常識に番頭は「子ども、塩まいとけッ!」怒ってしまう。さぁ、最初に口を利いた俺の立場はどうなるねん?
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug218.htm

●桂米朝「鏡屋女房」
お伊勢参りの帰り道、大阪へ立ち寄り芝居を見物するのが庶民の娯楽であった頃、表に「おんかかみところ」と看板を掲げた道頓堀の鏡屋の前に、田舎の旅行者が立ち止まり考え込んだ。「『御嬶(かか)見処』とは嬶を見せてくれるのか?」中を覗くと確かに美しい女房が店の間に座っている。村に帰ってこの話をすると、次回のお伊勢参りには「御嬶見処」がきっちり観光コースに組み込まれ、皆楽しみに見に行く。が、美しい女房はおらず、なぜか皺くちゃのお婆さんが座っている。どうして? と表の看板を見ると……
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug219.htm

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【DTM(MIDI)でクラシック/令和2年卯月4月新譜】
DTM(MIDI) on モーツァルト・ピアノソナタ9番 ニ長調 K.311
W.A. Mozart Piano Sonata No.9 in D-major K.311
 #Mozart #PianoSonata #No9 #K311
 #DTM #MIDI #MIDIでクラシック

 1st movement : Allegro con spirito → 00:00
 2nd movement : Andante con espressione → 04:39
 3rd movement : Rondo [Allegro] → 09:45

DTM(MIDI)でクラシック、今回はモーツァルトのピアノソナタ・シリーズより『9番 ニ長調 K.311』をご紹介します。

若い番号のソナタは聴く機会がほとんどなく、ほぼ初見で手探り状態の作業のため標準演奏とかけ離れた品になるかもですが「モーツァルトらしく」を心掛けながら【謎】作業を進めています。お時間許せばお付き合い願いたいと思います。

今回のプログラミングでも、左手の音量を右手マイナス6と機械的に決め、左手を強調する要所のみ右手対比音量を上げる、という基本手法をとりました。また、強音の部分は速く演奏し、弱音の部分は遅く演奏するというパターン化を踏襲しています。こうすることによって修飾の手間を省こうという魂胆です。やっぱり、モーツァルトは単純そうで奥深く、気難しそうで無邪気で、そして可愛い。

スコア:"Sonata XIII / 19 Sonatas for the Piano (pp.181-98)"
    所蔵 IMSLP/Petrucci Music Library
    編集者 Sigmund Lebert, William Scharfenberg
    出版社 New York: G. Schirmer, 1893. Plate 11146.
    著作権 Public Domain
シーケンサー:シンガー・ソング・ライター(Win-SSW)
MIDI音源:ローランド(Roland)SC-88VL
制作期間:2019年12月30日-2020年3月28日
MIDIクリップ制作:仮隠居

●下記URLに過去作品取り揃えております。
http://www.youtube.com/user/BYR00746#p/u

【注意 notice】
この音楽はパーソナル・コンピューターで私自身がプログラムしたMIDIファイルを演奏しています。
This music is performing the MIDI file programmed for myself with the personal computer.
この音はシンセサイザー(ローランド SC-88VL)によって作られています。
This sound is made by the synthesizer (Roland SC-88VL).

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